ブログのタイトル「大学院講義歴史(創世紀)」は、 日本は平成から西暦2019年に元号が令和に御代代わりしました。 また20世紀も20年前に終わりました。 21世紀は日本にとっても私にとっても「黄金の世紀」です。 「黄金の世紀」に向ってそれぞれが邁進しましょう。 第二次世界大戦(日本にとっては大東亜戦争)が終了して75年目を迎えました。 更に2018年は明治維新からは150年になります。 この間の19世紀20世紀の日本の諸外国との政治外交の歴史は 事により未だ不透明な霧に覆われたままであります。 現在、日・中・韓で歴史認識が問題になっていますが それぞれの当時国が真実の歴史は何であるかの認識にたって 真剣に物事を考え、発言しないと言うだけでは問題の解決にはならない。 令和2年4月吉日
2013年8月1日木曜日
角の崇拝(4)
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:97頁
第二章 角の崇拝(4)
ザウィ・チェミ遺跡のある北限イラクの東側の地域は
前歴史時代の動物家畜化に係わる歴史に
重要な役割を果たしたことが理解できた。
そして、その後の歴史時代においても
この地方の人々が時代のまにまに活発な活動をしたと考えられる。
現在の地名にその文化遺産を残している。
第一に遺跡で登場した Zawi は
大ザブ川の Zab と同じく
シュメル語の羊飼いと同根であると考える。
大ザブ川沿いにある町ゼバル Zebar は羊飼いの町であり、
ハリル山系の東端の延長の山々
Spilik 山地の名称も羊飼いと関係があろう。
ゼバルから南方のイランとの国境方面の町
Ramandiz は牡牛(英語 ram )。
さらに南方の Arbil は赤鹿、
この赤鹿の名はザクロス山脈の南方になるが、
スーサを中心としたエラム Elam 、
そしてその地方名
ルリスタン Luristan に反映している。
町 Gawra は鹿の角の意である。
Gawra は
ギリシャ語の κερος
ドイツ語の Gehörn
英語の Corn と同根語である。
旧約聖書創世記に記される
エデンを流れ出た川が四っに分流したうちの一つである
ギホン Gihon 川は
このガウラを流れる大ザブ川の別称であると考えられる。
『参考』
まんどぅーかネット
《Key Word》
ザウィ・チェミ遺跡
ザクロス山脈
スーサ
エラム
ルリスタン
エデンの園
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿