2013年8月27日火曜日

「創世記」カインの本実(5)


 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:167頁

 第三章 「創世記」カインの本実(5)

  セム語の支派とされるウガリット語に mark という用語がある。

 「記号、しるし」を表し、英語にも同義で移入されている。

 『創世期』第四章の

 「主はカインを見付ける者がだれも彼を打ち殺すことのないように

  彼に一つの”しるし”をつけられた」という「しるし TAYVN 」で、

 英語版の聖書は全てこの語を mark と記している。

  Mark は「しるし」とともに商人を意味する。

 ウガリット語を祖語として成立したフェニキア語時代、

 フェニキア人はスペインの南端に近い現在も同名であるが、

 植民都市 Maruga を開くが、その意味は商館を意味する。

 同語はポルトガル語に反映し、ポルトガル人が十五世紀以後

 大航海時代に世界を航海したが、

 現在のマレーシアのマレー半島の西岸にある町

 Melaka は彼等の商館都市で、

 その名はカナン語に祖語があるのである。

 また、英語の商人は marchant 市場を market

 ドイツ語における広場または市場を Marche というのも同類語である。

 フランス語の marche も「市場、取引、売買」 を

 さらに「行列、歩くこと、進行」を意味する。
 
 
ARPACHIYAH 1976

 『参考』

 Tell Arpachiyah (Iraq).

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 シュメル絵文字 

  シュメル語・日本語

 《Key Word》

 セム語

 ウガリット語

 フェニキア語

 フェニキア文字

 フェニキア人

 カナン語

 Melaka
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