2009年10月31日土曜日

ウヅマサは秦(はた)とは無関係な形容詞「号」

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録36:5頁

 『新撰姓氏録』の

 「左京諸藩・太(うづ)秦の公宿弥」の条と、

 「右京諸藩・秦の忌寸」の条と、

 「山城諸藩・秦の忌寸」の条などに、こう書いてある。

 「秦の公・酒は功満王の三世孫

  (または弓月の君の孫・普洞王=浦東君の男=子息)だ。

  雄略天皇の御代、普洞王のとき秦民が劫略に遇い、

  今はその十分の一も現存しない状態なので、

  秦の公・酒は天皇に、

  実状を点検して召し集めて戴きたいと請うた。

  天皇は聴き入れて、

  小子部(チイサコベ)の雷(イカツチ)に、

  大隅阿多隼人らを率いて捜査し、

  集めさせた結果、秦氏の九十二部、

  一万八千六百七十人を回収して、酒に賜わった。

  酒はその人々に養蚕をさせ絹織物を織らせて、

  朝廷に運び、

  丘のようにうづ高く積み上げたので、

  天皇はことのほか酒を御寵愛になり、
 
 禹都万佐(ウツマサ)という号を賜わった。

  そのため酒は一層秦の民たちを督励して、

  長谷朝倉の宮の皇居のそばに八丈蔵を増築し貢ぎ物を納めた。

  これが大蔵の初めで、酒が初代の大蔵大臣を勤めたのである」

 と複数の記録が残っている。

 だからウズマサは大秦や太秦という名詞とも、

 文字とも何の関係もない全く別の形容詞に過ぎない。

 それを『日本書紀』の記事すら知らずにいて、

 古代ローマの中国名である大秦に結び付けるのは、

 誰が考えても許されることではない。

 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
 「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
 「古代オリエントの用語一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7
 「メソポタミア神話」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「バビロニア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%93%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「ギリシア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「オリエント学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E5%AD%A6
 「アッシリア学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
 「中国学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
 「ギルガメシュ叙事詩」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9  http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
 「フェニキア」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
 「古代エジプト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
 「ヒッタイト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
 「アナトリア半島」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html                         

2009年10月30日金曜日

ウズマサの意味まで説明してある『書紀』

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録36:4頁

 『日本書紀』

 「雄略天皇十五年」秦の民が分散。

 臣・連らは各々勝手に駆使し、

 秦の造(みやつこ)に委せなかった。

 秦の造・酒は、それを甚だ憂えつつも、

 天皇に仕えていたので、

 天皇はそれを褒めて、

 秦の民を集めて酒の公に賜わった。

 酒の公は百八十部族の

 長・勝(マサ=優れたものという意味)たちを率いて、

 庸調(貢ぎ物)の絹織物を高く積み上げるほど献納した。

 それを愛でて天皇は

 『禹豆麻佐・ウヅマサ』という姓(かばね)を賜わった。

 あるいは禹豆母利麻佐・ウヅモリマサともいうのは、

 「うづ高く」、「埋まる程に盛り上げた」

 という形容詞プラス「勝」である」と書いてある。

 ご覧の通りウズマサとはどういう意味かという

 説明が、疾(と)っくに詳しく書いてある。

 補足すれば、

 ウズマサとは酒がどんなに富裕(太く)で忠義な勝かを

 強調した形容代名詞=渾(あだ)名なのである。

 だがこの話は、

 『姓氏録』はさらに詳しく記録されているから、

 今さら、語源などを探すような対象ではない。

 そこには『書紀』が引用した元の記事がある。

 これは『書紀』の編集者が、

 どんなふうに資料を粉飾したり、

 省略したりしたかを具体的に教えてくれ、

 また斬定的に立証で書る史実が記録されているので。

 本学にとっては高度の教科になる。

 次に訳して引用するので、

 細部によく注意しながらお読み頂きたい。

 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
 「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
 「古代オリエントの用語一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7
 「メソポタミア神話」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「バビロニア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%93%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「ギリシア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「オリエント学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E5%AD%A6
 「アッシリア学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
 「中国学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
 「ギルガメシュ叙事詩」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9  http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
 「フェニキア」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
 「古代エジプト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
 「ヒッタイト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
 「アナトリア半島」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html                                     

2009年10月29日木曜日

太秦が何故ウズマサか、知らない著者

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録36:3頁

 人権問題を犯すので名は挙げないが、

 今回のテレビ番組のヒントになったある著書に

 のような論文がある。(ほぼ原文のまま)

 「その秦の字を持つ京都の地名に「太秦」(うずまさ)がある。

  -中略-

  れっきとした秦氏の族長の名を当てた地名なのだ。

  しかし、この太秦という呼び名は、

  どう漢字を引っ繰り返しても「ウズマサ」とは読めない。

  なのに、そう発音するのはなぜなのか?

  一番最初に考えるのが、

  何かの当て字ではないかということだ。

  -中略-

  しかし、それでも太秦をウズマサとは絶対に読めないのだ。

  これは一体どういうことなのか?

  こうなれば、まず太秦と同じ漢字をユーラシア大陸で捜すしかない。

  なぜなら秦氏は渡来人であり大陸から渡ってきたからである。

  すると、古来から「大秦」と書く国が、

  歴史教科書の中から見つかった。

  日本史ではない。

  世界史の教科書の方である。

  前述したとおり、

  太と大は同じ意味をもつため同じ漢字と見てもよい。

  では太秦とはどこなのか。
 
  古代ローマ帝国のことである!」。

 この著者はウズマサと発音する理由を知るのに

 苦労をしたと長々と前書きしているが、

 これで充分、著者の程度が判るという例として、

 お話ししておく必要があると思う。

 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
 「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
 「古代オリエントの用語一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7
 「メソポタミア神話」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「バビロニア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%93%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「ギリシア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「オリエント学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E5%AD%A6
 「アッシリア学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
 「中国学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
 「ギルガメシュ叙事詩」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9  http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
 「フェニキア」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
 「古代エジプト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
 「ヒッタイト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
 「アナトリア半島」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html                                     

2009年10月28日水曜日

直結していた神殿文明と神道文明

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:30頁

 俳優はワザオギと訓み、

 オギは「招(お)ぎ」で、

 神や死者の霊を招くのが本来の仕事である。

 静御前などの歩き巫女が舞うのもそれだった。

 それが出雲お国の「お国歌舞伎」になり、

 今の歌舞伎に発達したのである。

 それは今も鹿児島に伝統として残り、

 映画スターや、アイドル歌手などを大量に輩出し、

 歌舞伎役者もまた西方人の容貌を遺伝したり、 

 化粧によって作ったりしているのである。

 これだけでも

 スサとスメルの神殿文明と我が国の神道文明が直接、

 繋がっていることが確認できる。

 氏神、八百万の神、神官兼為政者と数え上げると、

 遺物はまだまだ揃う。
 
その鹿児島神宮と同じ所に上井という地名が残り、

 倭と同じウワイと読む。

 そこが倭人の都の跡であることも解っている。

 そして本来はイドに当て字した

 「委奴」国の金印は九州の北端、志賀の島にあった。

 ウバイドの名は百済・出水(ポセイヅン)などの神名と同じく、

 上井と委奴(ウバイド)に分割されていたのである。

 ここでもポセイ・イヅンと、ウワイ・イドが共に、

 「イ」が双方に分割されて併用されている。

 こうした原則が、世界最古の国名でも厳密に守られている事実から、

 遥か後世に来航したことの明らかなギリシャ神名の分割は

 ウバイドに始まるスメル文明のシステムを

 踏襲したものだったことまで解るのである。

 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
 「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
 「古代オリエントの用語一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7
 「メソポタミア神話」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「バビロニア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%93%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「ギリシア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「オリエント学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E5%AD%A6
 「アッシリア学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
 「中国学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
 「ギルガメシュ叙事詩」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9  http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
 「フェニキア」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
 「古代エジプト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
 「ヒッタイト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
 「アナトリア半島」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html                                     

2009年10月27日火曜日

大夫は大天の誤読。役之行者もエンシ

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:29頁

 これは、我が国で神殿を祠(ほこら)というのは、

 「穂倉」のことだったと教えてくれる。

 ウキンは沖縄へ来ればウチナーで「沖縄」。

 そこではウチナに大天と当て字している。

 いまなら国会議員に当たるから官名である。

 すると卑弥呼たちの使者が「大夫」と称していたと言うのは、

 「大夫」と「大天」はそっくりだから、

 この大天を写し間違えたのだと見た方がいい。

 議員が親善外交に出張するのは、昔も今も当然な任務だからである。

 ヤコブセン教授はこれらの状態から、

 農耕国家群・スメルの政治牲、死活問題である灌漑事業や工事も、

 皆、司祭が指揮して行なっていた。

 その町村規模のものが発展・拡大すると、

 近隣の神殿中心の組織が一つに合併して都市化し、

 その経済力で防壁や宮殿などが新たに建設され、

 強化されて都市国家に成長した。

 その内の最も有力な勢力の氏神が国の主神になり、

 その神の神官が

 総理総裁に当たるエンシになり、ルガルになったのだと結論した。

 このエンシという名称は、

 役の行者を、古風に「役之」と書くと「エンシ」になるから、

 役の行者というのは、行者の総裁という意味だったと解るし、

 スメル語のenは主だから、意味は変わらない。

 「役」の字もヤクと訓むと屋久、役人、役者などに絵び付き、

 役者は俳優と書かれ、俳は隼と同音で、

 鹿児島神宮は古代俳優=隼人の総元締めだった。

 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
 「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
 「古代オリエントの用語一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7
 「メソポタミア神話」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「バビロニア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%93%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「ギリシア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「オリエント学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E5%AD%A6
 「アッシリア学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
 「中国学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
 「ギルガメシュ叙事詩」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9  http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
 「フェニキア」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
 「古代エジプト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
 「ヒッタイト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
 「アナトリア半島」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html                                     

2009年10月26日月曜日

国会⇒大天、指導者⇒阿婆、司祭⇒参宮

 
『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:28頁

 一つ一つを見ているとコジつけに見えるのに、

 数千年昔の名詞の総てが、

 こんなに合理的に日本語で読めて、その内容が合理的で、

 よく理解できるというのは、何故なのだろう?。

 これだけの国々の人が全部、

 引っ越して釆たとは考えられないから、

 移住者が各国からの参加者で構成されていたことになるが、

 そもそも、その国々はどんな国だったのか?。

 シカゴ大学のヤコブセン教授が1942年以降、

 次々にスメル都市国家の実態を合理的に復元して

 説明した論文が最も史実に近いので、

 それを要約してお話しすると、

 国家体制などの言語以外の要素もまた、

 我が国と一致しているものが多く、

 我が国のウバイド女帝制から男子天皇制への移行の原形が、

 すでにスメルにあったことまで明瞭にお解りになる。

 ウルク都市国家の形成途上に当たるウルクNo.4層から発掘された、

 スメル最古の絵文字で書かれた粘土板には、

 Ukkin ウキン=国会⇒(ウチナ)や、

 Abba アバ=指導者・議員⇒(阿婆)、

 Sangu サングウ=司祭者⇒(参宮)という名詞が書かれているが、

 後代の粘土板に多出する、

 ルガルやエンシ(ともに独裁的国家支配者)と

 書いた文字は見当たらないし、

 エリヅの遺跡では、何一つ遺物のないところに、

 一辺3mの方形神殿がみつかっているが、

 後世になるにつれて神殿は大きくなり、

 穀物や油の倉庫が付属するようになって行く。

 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
 「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
 「古代オリエントの用語一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7
 「メソポタミア神話」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「バビロニア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%93%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「ギリシア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「オリエント学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E5%AD%A6
 「アッシリア学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
 「中国学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
 「ギルガメシュ叙事詩」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9  http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
 「フェニキア」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
 「古代エジプト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
 「ヒッタイト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
 「アナトリア半島」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html                                     

2009年10月25日日曜日

「宇迦の御魂」は何故?穀物神か?

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:27頁

 ウムマの神は穀物の神・ニダバである。

 マを「国(マ)」と読むと「産む国」である。

 穀物の神を主神にしているのだから、穀物を産む国なのだ。

 我が国の穀物の神は宇迦(うか)の御魂(みたま)と呼ばれ、

 『延喜式』の「大殿祭祝詞」には「稲の霊だ」と書いてあるが、

 実際には五穀から食物全般の守り神として崇められてきた。

 魚はもちろん馬や牛の肉も入っている。

 Ummaはウマと読まれるから、

 太古のアラビアでは、まず食料だった「馬」の語源でもある。

 このUmma=ウマを「宇間」と書くと「ウカン」とも読める。

 ニダバはnをmに発音する沖縄ではミダバになり、

 それが清音の南九州では「ミタマ」になる。

 宇迦(うか)の御魂(みたま)は、

 それを写した当て字としてピッタリであると同時に、

 この国名と神名が、

 沖縄を経由して入ってきたことを記録していたのである。

 馬が古代アラビアで重要だったことを考えると、

 バビロンは馬広野(パピロン)によく合う。

 漢字も元をただせば楔型文字から進化したのだから

 重箱強みは当たり前なのである。

 その主神は朝日の神で、その名はマルヅク。

 これは「丸、出来(づく)」に合う。

 人類が最初に意識した丸いものは、月は欠けるから太陽である。

 出て来る太陽とは「旭日昇天」で、

 我が国と同じ信仰だ。

 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
 「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
 「古代オリエントの用語一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7
 「メソポタミア神話」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「バビロニア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%93%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「ギリシア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「オリエント学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E5%AD%A6
 「アッシリア学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
 「中国学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
 「ギルガメシュ叙事詩」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9  http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
 「フェニキア」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
 「古代エジプト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
 「ヒッタイト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
 「アナトリア半島」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html                                     

2009年10月24日土曜日

女性生理用語のルーツだったハラン

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:26頁

 ハランも月を主神にしているが、こちらは新月でなく「月」である。

 それなのに「シン=神⇒神道?」という名なのである。

 女性は月齢に支配される「月経」という生理作用をもっているが、

 古来の名前は「つきのもの」だった。

 それは神聖な受胎の可能なときを教える神の御業で、

 それに付随する現象がハランと呼ばれていたことを、

 今も立証し続けている方言が日本語中にある。

 それはやはり南九州語で、

 ハランという発音まで、そのままの言葉だ。

 それは漢字で書けば「孕む」である。

 それまで無かった言葉が、

 ハラン人たちがやってきて、進んだ産科医学の知識で、

 女性たちに幸福を授けた事実が、

 このハランという動詞に籠っていることを見落としてはいけない。

 これと全く同じことが現代のイラン語にも起こっている。

 私生児のことを ハラーム ザーデ=harmam zadeというのである。

 ハラは腹(ハラ)の語源なのだ。

 またハラは原で高天(たかま)が原は首都だった。

 当然のことながらこの国名は、

 わが国では名乗りになって、

 今も由緒ある姓や地名として健在だ。

 原野(ハラノ)がそれであり、

 本学会員の原園(はらぞん)教授もまた、

 その伝承者のお一人である。

 なぜなら英語でよくご存じの

  horizonは、欧米人の発音を聴くと、

 ハラゾンと聞こえる。

 それは地平線や水平線を意味するが、

 そこはまさに月が現れては昇り、

 下っては姿を消す、

 「月の神の国」そのものである。

 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
 「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
 「古代オリエントの用語一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7
 「メソポタミア神話」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「バビロニア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%93%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「ギリシア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「オリエント学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E5%AD%A6
 「アッシリア学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
 「中国学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
 「ギルガメシュ叙事詩」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9  http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
 「フェニキア」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
 「古代エジプト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
 「ヒッタイト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
 「アナトリア半島」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html                                     

2009年10月23日金曜日

新しい日本語を生み出した月の女神

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:25頁

 このナンナルは、その正反対の語を生み出していることもまた、

 重要な証拠のうちに加えなければならない。

 その新しい日本語は、沖縄で生まれている。

 沖縄語の特徴の一つに、本土語の n を m にして発音するクセがある。

 それは前にもニワトリをミヤドリと発音するとお話しした。

 だからナンナルはマンマルになる。

 新月の反対は満月である。

 満月は「マンマル=真ん丸」と表現される代表的な対象である。

 しかしよく考えてみると、真ん丸という表現は、

 真ん中などと共に、日本語特有の強調詞である。

 それは太古の原始日本語には有り得ない文化語である。

 それが世界の先進文化圏だった

 スメル起源の神名から生まれたとすれば初めて納得がいくのである。

 同じことは物々交換以外にはなかった太古に、

 「売る」という言葉が生まれたとすれば、

 それ相応の理由がなければならない。

 古代沖縄人は貝貨による売買という新文明を東アジアに広めた。

 「売る」という行為によって必要品を「得(う)る」。

 それを教えた国が「ウル」国(マ)だから、

 その人々が「ウル人」だったことは動かない。

 これまでイヤという程、証拠を挙げてお話ししてきた。

 沖縄人はウル人だという論拠に、

 また最も強力な証拠がが加わったのである。

 いやまだまだ沖縄語には隅々まで

 ウル語すなわちウバイド語が充満しているが、

 本講では以上でもう充分だと思う。

 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
 「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
 「古代オリエントの用語一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7
 「メソポタミア神話」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「バビロニア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%93%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「ギリシア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「オリエント学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E5%AD%A6
 「アッシリア学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
 「中国学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
 「ギルガメシュ叙事詩」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9  http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
 「フェニキア」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
 「古代エジプト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
 「ヒッタイト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
 「アナトリア半島」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html                                     

2009年10月22日木曜日

太陽神・ウツは鵜戸神宮と宇都の宮に

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:24頁

 さらに付け加えると榎という木は川や池などの水辺を好む。

 環境が良ければ大樹になって葉を垂れ、実をたくさんつける。

 古代人はそれを水の神・エンキの化身として祈ったのだ。

 ラルサの神はウツで太陽神せある。

 宇都の宮はまさにウツの宮である。

 その祖先もやはり古代日向の東端の、

 昇太陽の光をさえぎるもののない太平洋岸に、

 古風きわまる洞窟神社として現存している。

 鵜戸神宮である。

 何時からか「ウド」神宮と訛ってしまっているが、

 その地理条件は、

 間違いなくウツの宮だったことを証言して余りがある。

 しかし、「ラルサ」という国名はどこにもありそうにない。

 一体、どうなっているのだろう。

 ご存知の通り、南九州語はラ行音はダ行音に変わる。

 ラルはダヅになる。

 またサはセになるから、ダヅセ。

 これは耳で聴くと「ダッセ」になる。

 鹿児島には田布施という地名と姓がある。

 これはいまではタッセと呼ばれるが、田はダとも読むから、

 本来はダッセへの当で字で、

 それも布施という用字で、

 仏教の影響が大きくなってからの当て字だと解る。

 ウルは沖縄の古名で、今もウル国(マ)という。

 漆間と当て字した姓もある。

 その神は新月の神で「ナンナル」である。

 新月は、月とは名ばかりで、無くなってしまう。

 だから「無くなる」を古代は「無(ナ)ンナル」と言った。

 「無(むん)になる」は、無を漢音に変えただげである。

 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
 「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
 「古代オリエントの用語一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7
 「メソポタミア神話」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「バビロニア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%93%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「ギリシア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「オリエント学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E5%AD%A6
 「アッシリア学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
 「中国学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
 「ギルガメシュ叙事詩」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9  http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
 「フェニキア」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
 「古代エジプト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
 「ヒッタイト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
 「アナトリア半島」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html                                     

2009年10月21日水曜日

我が国に現存するエリヅ、エレチ、エンキ

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:23頁

 ではバビロニヤの都市国家の名と神名とに戻ろう。

 エリヅの主神は水の神・エンキだった。

 乾燥に悩む環境から水に深い関心のある国だったことは間違いない。

 それも灌漑用水なら、

 大河沿いの土地はどこも同じだから国名にすることはない。

 これは飲料水としての水質が良いことの、

 神への感謝と宣伝のための国名で、

 屋久という名と、全く同じ発想なのだ。

 それを我が国なら何と表現するだろう?。

 清水や吉水は各地にある。

 エリヅに合う当て字を考えると「選(え)り水(ず)」がある。

 選(え)り津(ず)にすると良港にもなる。

 どちらにしても水の神の担当である。

 ではそんな名の土地が我が国にあるか?。

 津は沖縄語ではチと発音する。

 次の国のErech エレチは、だからエリヅから分かれた国だと解る。

 エレチは沖縄ではイリチと発音する。

 それは鹿児島ではイリキになる。

 入来という地名と姓はエレチ人が

 鹿児島へ来たことを伝え続けているのである。

 その氏神は天の神「アヌ」。

 沖縄でnがmになるとアム。

 それが鹿児島へ行くとアマ、

 天の神は天津神で意味も発音もスメルと我が国は完全に同じだ。

 エリヅの神はエンキである。

 これは標準化されて「榎木(エノキ)」とい姓になっている。

 その有名人には

 鹿児島出身の映画スター・榎孝明君がいる。

 彼は姓だけでなく、その体格容貌で、私の説が正しいことを、

 実に明確に証明してくれているのである。

 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
 「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
 「古代オリエントの用語一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7
 「メソポタミア神話」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「バビロニア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%93%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「ギリシア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「オリエント学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E5%AD%A6
 「アッシリア学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
 「中国学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
 「ギルガメシュ叙事詩」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9  http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
 「フェニキア」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
 「古代エジプト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
 「ヒッタイト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
 「アナトリア半島」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html 

2009年10月20日火曜日

「美しい日本」は史実の常識化から

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:22頁

 こう解ると、スサノオの実体がさらに明確に理解できるし、

 醜悪に見えたのは史実ではなくて、神話化に原因があることも解る。

 垂仁天皇と卑弥呼の事件が完全に読み取れるのに、

 これが欠けていては『魏書倭人章』が読めたとはいえない。

 真実の史実は卑弥呼が天照大神としてウバイド以来の

 「絶対平和原則を守り通して自殺を選んだ、美しい歴史」だったことが、

 明確に浮び上がってくる。

 醜悪な印象どころか、正反対の印象を与える悲劇だったのである。

 これが奈良に行くと、卑弥呼だとされる箸墓の主は、

 三輪山の大蛇に騙されて箸で恥部を突いて

 自殺した下司話にされてしまっている。

 そこで実際に起こった住民の神=天皇家の事件なら、

 こんなにまで内容が暴落することなど絶対にあり得ないし、

 奈良は倭王・武=雄略天皇以後の倭国でしかない。

 箸墓はその侵入者の先祖を祭る塚に過ぎないから、

 そんな下らない話ににして、

 せめてもの腹癒せにしたのだと、

 読み取れなくてはいけない。

 史実は垂仁天皇が表向きは壹與を女王に政権を握り、

 武力国家を作って魏に対抗したのが、

 侵略者「神功皇后」として汚点を残したに過ぎない。

 だから世界の人々に、

 「美しい日本」を印象づけたければ、

 全日本人が、こうした事実を常識化しなければならない。

 それも迅速でなければならないと思うから、

 拙速を顧みず本講をお読み頂いているのである。

 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
 「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
 「古代オリエントの用語一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7
 「メソポタミア神話」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「バビロニア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%93%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「ギリシア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「オリエント学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E5%AD%A6
 「アッシリア学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
 「中国学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
 「ギルガメシュ叙事詩」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9  http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
 「フェニキア」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
 「古代エジプト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
 「ヒッタイト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
 「アナトリア半島」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html 

2009年10月19日月曜日

垂仁天皇が化けていたスサノオもある

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:21頁

 だが私たちは、

 こんな『正史』に疑問をもち、

 それが天智天皇の大化の改新によるもので、

 唐による侵略を恐れて、

 それまでの絶対平和主義の倭国女帝政治を革命し、

 その歴史を抹殺した結果、

 対唐恫喝用に編纂させたのが

 『日本書紀』の原本で、それに不満をもつ分子が、

 天武天皇の反革命後に編纂し直したものが

 『古事記』だったことを確かめた。

 だから『神代紀』は、

 伝承を「悪く」寄せ集めた上記のような

 醜悪なものになってしまったのであって、

 8000年の歴史をもつ、

 最先進国だったウバイド=倭人女帝国の正史であった訳がない。

 すると上記の3貴子以下の記事は、

 実は垂仁天皇が

 『三国史記』には高句麗王・位宮として記録されている中に、

 先帝だった兄の皇后が、

 深夜ひそかに彼を訪れて救いを求めたのに応えたという記事と、

 卑弥呼を継いだ女王・壹與が天照大神である事実とを考えると

 彼が高句麗から帰って卑弥呼と争った史実の記録だったと判然とする。

 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
 「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
 「古代オリエントの用語一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7
 「メソポタミア神話」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「バビロニア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%93%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「ギリシア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「オリエント学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E5%AD%A6
 「アッシリア学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
 「中国学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
 「ギルガメシュ叙事詩」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9  http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
 「フェニキア」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
 「古代エジプト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
 「ヒッタイト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
 「アナトリア半島」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html 

2009年10月18日日曜日

私たちは何をしようとしているのか?

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:20頁

 そうした事実を立証するには、証拠と証明が多いほどいいが、

 本講座は学術論文ではなく、講座である。

 手法とその効果が解ればすぐ次に進むほうがいい。

 また今、

 私たちが直面している問題は、何のために解ているいのか?

 それも確認しないと、

 何のために手間ひま・かけているのか解らなくなる。

 だから次のエリヅにとりかかる前に、

 私たちは、本講でいったい?

 何をしようとしているのか?という

 最も重大な問題を手早く確認して、

 突き進むエネルギー本講の目的は、

 正確な建国史の解明である。

 それは『記・紀』の記事が、

 理解し辛くて、在来の解説では世界の人々に、

 我々日本人を「悪く」印象づけるからだった。

 それは何故?か、

 「人道」という人類共通の常識「法」によって、

 世界の知性人が

 『記・紀』の記事から受ける「印象」を挙げてみると、

 それが簡単に理解できると思う。

 『日本神話』? が世界の人たちに与える印象は?

 『神話』の部分だが、

 創世の神々は、幾ら長命だったとしても皆、消えている。

 印象は×である。

 そんな神に「力」があるか?…×。

 それが僅か7代で生まれたのがイサナキ兄妹である。…?。

 その兄妹婚を世界の人々はどう思うか…×。

 そして生まれたのが3貴子だが、その姉と弟がまた結婚する…×。

 しかもその夫婦が天上で争い…×、

 夫は追放されて浮浪者になり…×、

 戻ってくると姉であり妻である八俣の大蛇と闘って殺す…×。

 そして若い娘と再婚する…×。

 しかし姉は再生して…?。

 孫を他国へ侵入させて領土を広げる…×。

 どれを見ても醜悪な印象しか与えない。

 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
 「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
 「古代オリエントの用語一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7
 「メソポタミア神話」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「バビロニア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%93%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「ギリシア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「オリエント学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E5%AD%A6
 「アッシリア学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
 「中国学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
 「ギルガメシュ叙事詩」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9  http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
 「フェニキア」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
 「古代エジプト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
 「ヒッタイト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
 「アナトリア半島」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html 

2009年10月17日土曜日

鹿児島で濃厚に花開いた「スサ文明」

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:19頁

 『唐書』には我が国が、

 大国の倭国と小国の日本に分かれている。

 と記録しており、その日本の地勢と環境は、

 鹿児島県以外にはない条件を、

 詳しく書いていて間違えようがない。

 一方、ニップルの神・エンヒルはエンの神だから、

 すぐエン(役)の行者を連想させる。

 役の字の発音はヤクで、屋久もヤク。

 その島のある藤摩には愛(エ)の山陵があり、

 頴娃(エイ)という地名があり、

 頴娃(エイ)も本当はエと発音したという記録がある。

 この地方では「ン」が助詞のノなのだから、

 古代の鹿児島人にはエンヒルは

 頴娃(エ)の神か、愛(エ)の神だと解ったのである。

 すると我が国には疫(エ)の神という疫病神があり、

 疫病神と書けばヤクビョウガミと発音して「屋久」に繋がり、

 ヤクは薬を意味して、

 薬草の宝庫である事を表わしているから、

 疫病神というのは、後世の嫌われ者のことではなく、

 疫(えき)病に苦しむ者を救う真実の神を表現していたことも解る。

 すると身体の病を治すと同時に心の病も治す「御嶽のぼり」が、

 この地方で発生して本州に拡大して行った理由も解る。

 大地の神・エンヒルは大地の顔であり頭である山岳に象徴を見出だし、

 修験道はスサの故地・

 フジスタンに名を負う富士山とも複合して、

 スサの都市国家群文明が、我が国で濃厚に花開いた事実を、

 今なお多くの名詞群と、それが生み出した文化群を揃えて、

 強力に語り、立証し続けているのである。

 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
 「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
 「古代オリエントの用語一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7
 「メソポタミア神話」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「バビロニア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%93%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「ギリシア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「オリエント学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E5%AD%A6
 「アッシリア学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
 「中国学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
 「ギルガメシュ叙事詩」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9  http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
 「フェニキア」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
 「古代エジプト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
 「ヒッタイト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
 「アナトリア半島」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html 

2009年10月16日金曜日

中国でニッポンと発音できない「日本」

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:18頁

 「ニップル」が「日本の語源」だったことは先にもお話ししたが、

 その主神は大地の神・エンヒルである。

 我が国の神名にもヒルコとヒルメがあるが、

 南九州語はヒルコをとヒーコ、ヒルメをとヒーメというから、

 これが日子=男性と姫=女性で、

 コとメは名とは別の性語尾をつけたもので、

 実質の部分は「ヒル」=神である。

 だからこれと全く同じ発音のヒルのつくエンヒルは、

 我が国の神と同系の神だと判る。

 するとヒルは神だから、エンが「大地」を意味するとわかる。

 これで在来、不明のままだった

 蛭子・彦・日霊女・姫の謎も解けたのである。

 大地は国土そのものだから、それを常に守り、

 永遠に立てて行く神と受け取ると、

 『日本書紀』が初発の神とする国常立神と同じになる。

 この神が「日本国」の神で、

 ニッブルという国名がニッポンという国名と非常に近く、

 しかも「日」を「ニッ」に近く発音するのは、

 中国でもただ一か所、

 広東省北東部の小県・梅県に住む客家(ハッカ)の人たちだけであり、

 その人口は1~2万人に過ぎないし、

 その発音もnitt'eu・ニッテウで、

 日本の字は、とてもニッポンという発音にはならない。

 これは「日本」という漢字名が先にあって、

 ニッポンという発音が生まれたのではなく、

 唐人にはニップヌ(ルはヌになる)と聞こえた国名が先にあって、

 唐人がそれに

 「日本と漢字を当て字したのだ」と教えているのである。

 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
 「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
 「古代オリエントの用語一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7
 「メソポタミア神話」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「バビロニア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%93%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「ギリシア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「オリエント学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E5%AD%A6
 「アッシリア学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
 「中国学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
 「ギルガメシュ叙事詩」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9  http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
 「フェニキア」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
 「古代エジプト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
 「ヒッタイト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
 「アナトリア半島」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html 

2009年10月15日木曜日

「スサ文明」系の国名と神々の名

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:17頁

 それを手短かに立証して、

 納得させてくれるものがある。

 ご覧に入れよう。

 それは来航の時、同行した可能性のある人々の所属したであろう、

 スサ文明の子孫たちの、

 「国名と神々の名」である。

 そんなものが何の役に立っか、と軽視せずに見て頂きたい。

 神名は都市国家の主神(氏神)である。

 同時に我が国と同じく群小の神々が祭られていたが、

 それは省略する。

 国名            神名     神格

 ニップル Nippur   エンヒル Enhil   大地の神

 エリヅ  Eridu     エンキ   Enki     水の神     

 エレチ  Erech     アヌ    Anu     天空の神

 ラルサ  krsa     ウツ    Utu     太陽神

 ウル   Ur      ナンナル Nannar    新月の神    

 ウムマ  Umma   ニダバ  Nidaba    穀物の神

 ハラン  Harran   シン    Sin      月の神

 バビロン Bavylon    マルヅク Marduk    日の出の神

 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
 「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
 「古代オリエントの用語一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7
 「メソポタミア神話」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「バビロニア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%93%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「ギリシア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「オリエント学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E5%AD%A6
 「アッシリア学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
 「中国学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
 「ギルガメシュ叙事詩」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9  http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
 「フェニキア」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
 「古代エジプト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
 「ヒッタイト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
 「アナトリア半島」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html 

2009年10月14日水曜日

巨大規模だったスサの王の来航

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:16頁

 これほど我が国の古代文化に、

 大きく影響したスサとは、

 どんな国だったのか?。

 イラン西部を潤すケルカ河に沿って生まれたこの国は、

 地下60mに遺物層をもつので、

 現在から七千年前には人が住み、

 ウバイド遺跡の古層が発見された湾岸戦争直前までは、

 世界最古の文明発祥の地だとされていた。

 事実、その先進文化は西に広がってチグリス河を越え、

 都市国家群を次々に生み出しながらバビロンの大文明を作った。

 だから我が国へ来たスサの王は、

 決して大国に追われて逃げてきた小国の難民王ではなかったのである。

 それは、紛争を恐れたのではなく、むしろ動乱の時代を予測して、

 積極的に新天地に理想世界を築こうと、

 人類始まって以来、誰も実行したことのない、

 国家単位の巨大規模大遷都を決行したのである。

 だからレバノン杉の移植も、

 数名の王族が種を袋にいれて山に登り、

 木切れで穴を掘って植えてまわったのではなく、

 大規模な作戦計画に基づいて大船に杉の木を積んできて、

 大勢の家臣たちが担いで登り、

 技術的な植樹が行われたからこそ、

 三千年を越えても繁栄を続ける植林事業が確実に根付いたのである。

 それは彼等の都市国家革命が波及して出来たエジプト文明が、

 あの巨大なピラミッド群を残していることで、

 すぐ推定できる問題でしかない。

 また同行した人々も、

 スサ人だけではなく、

 バベルに至る各国民がいたのである。

 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
 「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
 「古代オリエントの用語一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7
 「メソポタミア神話」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「バビロニア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%93%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「ギリシア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「オリエント学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E5%AD%A6
 「アッシリア学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
 「中国学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
 「ギルガメシュ叙事詩」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9  http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
 「フェニキア」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
 「古代エジプト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
 「ヒッタイト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
 「アナトリア半島」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html

2009年10月13日火曜日

スサが生んだ「祖先」という新語

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:15頁

 次にもう一つ、一見、単なる偶然や駄洒落に見えて、

 しかも決して、そうではない名詞による「史実の確認方法」を、

 付け加えてお話し申し上げておこう。

 「スサ」は古代ペルシャ語だから

 沖縄語と同じくoとeの母音がないので、uやaなどを用いている。

 ところが鹿児島へ行くと、これをoとeの母音に変えて発音するので、

 無関心な人には、その関連が解らず、

 別の言葉として見過ごし、

 何の役にも立たないが、

 私たちの言語復原史学にとっては、

 それは、エジプト古代史学のヒエログリフにも匹敵する

 「超貴重文化財」なのであって、

 それは犯罪捜査における

 「指紋」や「DNA」に匹敵する「決定的証拠」なのだということを、

 この機会によくご納得いただきたい。

 古代ペルシャ語 「su sa」  名詞  (沖縄語も同じ)

 鹿児島語    「so se」  名詞 + 助詞「n」 =「sosen]
          ソ セ           ン
          ソ セ + ン    祖先   本土発音化

 祖先というのは、中国語が入って来たものだと、

 漠然と思い込んでいたが、

 中国で祖先という語が使われたのは後世で、

 我が国から中国へ行って活躍した時代より後のものである。

 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
 「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
 「古代オリエントの用語一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7
 「メソポタミア神話」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「バビロニア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%93%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「ギリシア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「オリエント学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E5%AD%A6
 「アッシリア学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
 「中国学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
 「ギルガメシュ叙事詩」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9  http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
 「フェニキア」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
 「古代エジプト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
 「ヒッタイト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
 「アナトリア半島」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html

2009年10月12日月曜日

『天狗』が立証する古代文化の高さ

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:14頁

 それに当て字した「田宮」が、どんなに古い姓であるかも、

 ここでよく肝に銘じておいて頂きたいが、この当て字が、

 またこの研究にとって非常に重要なキーになった

 「天狗」という名を産み出した事実を見落としてはならない。

 田はデンで、宮はクという読み方もある。

 また我が国には、百人一首のような清音流行時代があり、

 その逆に何でも彼でも濁るのが良いとする人々も実在したので、

 デンクをテンク、テングと発音した人々がいたのである。

 「狗」も、その「ク」への当て字の一つで、

 本来は稲作をする犬人を意味したが、

 田を天に変えることで、

 沖縄の天と、屋久島の狗奴国と、大隅隼人の犬とが合成されて、

 実に見事な部族表現になった。

 それはもちろん出身地も表現しているので、

 彼らが瑞穂田宮(メソポタミヤ)からきた人達だと

 認識して命名したのである。

 はるかな古代に、

 こんな洒落た名前を作り出す、

 高度の文化人たちが私たちの祖先だったことを、

 これは見事に記録している。

 猿田彦・天狗・兜布の問題は、

 これでまた一つ、

 出身地と文化の動かぬ証言を加えたが、

 そこは彼等の容貌や風俗、

 信仰や装具に至るまで、

 どこから来たかを余さず教えており、

 私たちがあらゆる角度から批判検討しても、

 それが全て史実に合致する、

 正確な記録だと確信させられる。

 田宮と天狗の関係は、

 決して単なる偶然や駄洒落ではなかったのである。

 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
 「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
 「古代オリエントの用語一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7
 「メソポタミア神話」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「バビロニア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%93%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「ギリシア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「オリエント学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E5%AD%A6
 「アッシリア学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
 「中国学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
 「ギルガメシュ叙事詩」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9  http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
 「フェニキア」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
 「古代エジプト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
 「ヒッタイト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
 「アナトリア半島」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html

2009年10月11日日曜日

宮・田宮・岸・家はメソポタミヤ生まれ

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:13頁

 メソボタミヤはギリシャ語名だから、

 残るタミヤの語尾のヤは、

 ギリシャ、イオニヤ、シリヤやイタリヤといった

 国々の名の語尾と同じもので、「ia」だと簡単に解る。

 このiaは、国、地域、住民を意味しているから、

 日本語の「足・家」の語源でもある。

 古代ギリシャ語が日本語化した中でも、

 最もよく普及したポピュラーな単語である。

 このタミヤという語尾をみると、

 宮もまた家屋だから、やはりこのギリシャ語の子孫だと解る。

 この場合のミは、それが敬意の対象になっているから、

 「御・ミ」で。

 御屋を意味する後世の造語だとわかる。

 皇室関係の尊称に使われているのは、

 御+ia=御国で、各宮家の所領を指していたのである。

 しかしいずれにしても我が国に

 メソポタミヤを知る人たちとギリシャ語を話す人達が、

 入ってきてから生まれた名詞であることは決定的である。

 ミヤの前に使われているタは、

 助詞の津だとみると「○○津宮」になるが、

 タミ+iaとみると民の国で、中華民国の民国になる。

 また田宮は比較的多い姓である。

 2大河に挟まれた地域は沼地が多く、

 田の原形がそこにあった。

 だから田宮は水田農業の発祥の聖地の宮でもある。

 すでにご存じの通り、

 こうした名詞は自称ではなく、

 他人が付けた呼び名であるが、

 便利なので自称にも使われる。

 タミヤも様々な意味を加えながら我が国まで来たのである。

 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
 「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
 「古代オリエントの用語一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7
 「メソポタミア神話」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「バビロニア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%93%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「ギリシア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「オリエント学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E5%AD%A6
 「アッシリア学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
 「中国学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
 「ギルガメシュ叙事詩」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9  http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
 「フェニキア」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
 「古代エジプト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
 「ヒッタイト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
 「アナトリア半島」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html