『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:29頁
これは、我が国で神殿を祠(ほこら)というのは、
「穂倉」のことだったと教えてくれる。
ウキンは沖縄へ来ればウチナーで「沖縄」。
そこではウチナに大天と当て字している。
いまなら国会議員に当たるから官名である。
すると卑弥呼たちの使者が「大夫」と称していたと言うのは、
「大夫」と「大天」はそっくりだから、
この大天を写し間違えたのだと見た方がいい。
議員が親善外交に出張するのは、昔も今も当然な任務だからである。
ヤコブセン教授はこれらの状態から、
農耕国家群・スメルの政治牲、死活問題である灌漑事業や工事も、
皆、司祭が指揮して行なっていた。
その町村規模のものが発展・拡大すると、
近隣の神殿中心の組織が一つに合併して都市化し、
その経済力で防壁や宮殿などが新たに建設され、
強化されて都市国家に成長した。
その内の最も有力な勢力の氏神が国の主神になり、
その神の神官が
総理総裁に当たるエンシになり、ルガルになったのだと結論した。
このエンシという名称は、
役の行者を、古風に「役之」と書くと「エンシ」になるから、
役の行者というのは、行者の総裁という意味だったと解るし、
スメル語のenは主だから、意味は変わらない。
「役」の字もヤクと訓むと屋久、役人、役者などに絵び付き、
役者は俳優と書かれ、俳は隼と同音で、
鹿児島神宮は古代俳優=隼人の総元締めだった。
『参考』
小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
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「アナトリア半島」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語― http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html
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