2009年10月10日土曜日

「瑞穂」という新語を生んだ故郷(ふるさと)の名

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:12頁

 メソポタミヤはまた、頭語部分の「メソポ」だけでも、

 ペルシャ語系である沖縄⇒大隅語で発音すると、

 メ⇒ミ、ソ⇒ス、ポ⇒フになり、

 我が国の建国史で非常に重要な、

 まだ真意の解明されていない名詞である

 「ミズフ=ミズホ=瑞穂」にピッタリ一致する。

 それは我が国の古代国家経済が稲作農業中心であり、

 その豊かな穣りが国家の繁栄と実力を示すとする

 「平和思想が国本である」ことを証する、

 実に貴重な形容名詞になっているから、

 非常に重要な名詞なのである。

 しかし従来は

 「単なる稲の豊作を意味する形容詞だ」というだけで終わっていた。

 それが本来は、

 現在のイラクの古代の地域名だと判ったのである。

 だから「母系女帝国」を意味するほうが本当の名であって、

 瑞穂はコジつけだと考えられそうである。

 だがそれだけで終りなのだろうか?。

 メソポタミヤはチグリス、ユーフラテス両大河に挟まれた、

 水利に恵まれた地域である。

 稲作でこそないが、

 麦の穂が「瑞穂」になる、当時は数少ない土地だった。

 我が国で、

 それに漢字を当てて「瑞穂の国」と表現したが、

 ズイスイとしか読めない漢字を「ミズホ」と読むことになったのは、

 その「故郷の地名」が、ミズホだったからだとみると、

 瑞をミズと読み、穂をホと読むのはなぜか?という疑問に、

 ようやく納得の行く答が出たことになるのである。

 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
 「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
 「古代オリエントの用語一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7
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 「ギリシア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「オリエント学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E5%AD%A6
 「アッシリア学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
 「中国学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
 「ギルガメシュ叙事詩」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9  http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
 「フェニキア」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
 「古代エジプト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
 「ヒッタイト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
 「アナトリア半島」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html

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