2009年10月26日月曜日

国会⇒大天、指導者⇒阿婆、司祭⇒参宮

 
『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:28頁

 一つ一つを見ているとコジつけに見えるのに、

 数千年昔の名詞の総てが、

 こんなに合理的に日本語で読めて、その内容が合理的で、

 よく理解できるというのは、何故なのだろう?。

 これだけの国々の人が全部、

 引っ越して釆たとは考えられないから、

 移住者が各国からの参加者で構成されていたことになるが、

 そもそも、その国々はどんな国だったのか?。

 シカゴ大学のヤコブセン教授が1942年以降、

 次々にスメル都市国家の実態を合理的に復元して

 説明した論文が最も史実に近いので、

 それを要約してお話しすると、

 国家体制などの言語以外の要素もまた、

 我が国と一致しているものが多く、

 我が国のウバイド女帝制から男子天皇制への移行の原形が、

 すでにスメルにあったことまで明瞭にお解りになる。

 ウルク都市国家の形成途上に当たるウルクNo.4層から発掘された、

 スメル最古の絵文字で書かれた粘土板には、

 Ukkin ウキン=国会⇒(ウチナ)や、

 Abba アバ=指導者・議員⇒(阿婆)、

 Sangu サングウ=司祭者⇒(参宮)という名詞が書かれているが、

 後代の粘土板に多出する、

 ルガルやエンシ(ともに独裁的国家支配者)と

 書いた文字は見当たらないし、

 エリヅの遺跡では、何一つ遺物のないところに、

 一辺3mの方形神殿がみつかっているが、

 後世になるにつれて神殿は大きくなり、

 穀物や油の倉庫が付属するようになって行く。

 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
 「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
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 「アッシリア学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
 「中国学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
 「ギルガメシュ叙事詩」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9  http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
 「フェニキア」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
 「古代エジプト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
 「ヒッタイト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
 「アナトリア半島」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html                                     

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