2009年10月22日木曜日

太陽神・ウツは鵜戸神宮と宇都の宮に

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:24頁

 さらに付け加えると榎という木は川や池などの水辺を好む。

 環境が良ければ大樹になって葉を垂れ、実をたくさんつける。

 古代人はそれを水の神・エンキの化身として祈ったのだ。

 ラルサの神はウツで太陽神せある。

 宇都の宮はまさにウツの宮である。

 その祖先もやはり古代日向の東端の、

 昇太陽の光をさえぎるもののない太平洋岸に、

 古風きわまる洞窟神社として現存している。

 鵜戸神宮である。

 何時からか「ウド」神宮と訛ってしまっているが、

 その地理条件は、

 間違いなくウツの宮だったことを証言して余りがある。

 しかし、「ラルサ」という国名はどこにもありそうにない。

 一体、どうなっているのだろう。

 ご存知の通り、南九州語はラ行音はダ行音に変わる。

 ラルはダヅになる。

 またサはセになるから、ダヅセ。

 これは耳で聴くと「ダッセ」になる。

 鹿児島には田布施という地名と姓がある。

 これはいまではタッセと呼ばれるが、田はダとも読むから、

 本来はダッセへの当で字で、

 それも布施という用字で、

 仏教の影響が大きくなってからの当て字だと解る。

 ウルは沖縄の古名で、今もウル国(マ)という。

 漆間と当て字した姓もある。

 その神は新月の神で「ナンナル」である。

 新月は、月とは名ばかりで、無くなってしまう。

 だから「無くなる」を古代は「無(ナ)ンナル」と言った。

 「無(むん)になる」は、無を漢音に変えただげである。

 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
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 「アッシリア学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
 「中国学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
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 「フェニキア」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
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 「アナトリア半島」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html                                     

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