2009年10月25日日曜日

「宇迦の御魂」は何故?穀物神か?

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:27頁

 ウムマの神は穀物の神・ニダバである。

 マを「国(マ)」と読むと「産む国」である。

 穀物の神を主神にしているのだから、穀物を産む国なのだ。

 我が国の穀物の神は宇迦(うか)の御魂(みたま)と呼ばれ、

 『延喜式』の「大殿祭祝詞」には「稲の霊だ」と書いてあるが、

 実際には五穀から食物全般の守り神として崇められてきた。

 魚はもちろん馬や牛の肉も入っている。

 Ummaはウマと読まれるから、

 太古のアラビアでは、まず食料だった「馬」の語源でもある。

 このUmma=ウマを「宇間」と書くと「ウカン」とも読める。

 ニダバはnをmに発音する沖縄ではミダバになり、

 それが清音の南九州では「ミタマ」になる。

 宇迦(うか)の御魂(みたま)は、

 それを写した当て字としてピッタリであると同時に、

 この国名と神名が、

 沖縄を経由して入ってきたことを記録していたのである。

 馬が古代アラビアで重要だったことを考えると、

 バビロンは馬広野(パピロン)によく合う。

 漢字も元をただせば楔型文字から進化したのだから

 重箱強みは当たり前なのである。

 その主神は朝日の神で、その名はマルヅク。

 これは「丸、出来(づく)」に合う。

 人類が最初に意識した丸いものは、月は欠けるから太陽である。

 出て来る太陽とは「旭日昇天」で、

 我が国と同じ信仰だ。

 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
 「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
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 「ギリシア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「オリエント学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E5%AD%A6
 「アッシリア学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
 「中国学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
 「ギルガメシュ叙事詩」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9  http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
 「フェニキア」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
 「古代エジプト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
 「ヒッタイト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
 「アナトリア半島」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html                                     

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