2009年10月24日土曜日

女性生理用語のルーツだったハラン

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:26頁

 ハランも月を主神にしているが、こちらは新月でなく「月」である。

 それなのに「シン=神⇒神道?」という名なのである。

 女性は月齢に支配される「月経」という生理作用をもっているが、

 古来の名前は「つきのもの」だった。

 それは神聖な受胎の可能なときを教える神の御業で、

 それに付随する現象がハランと呼ばれていたことを、

 今も立証し続けている方言が日本語中にある。

 それはやはり南九州語で、

 ハランという発音まで、そのままの言葉だ。

 それは漢字で書けば「孕む」である。

 それまで無かった言葉が、

 ハラン人たちがやってきて、進んだ産科医学の知識で、

 女性たちに幸福を授けた事実が、

 このハランという動詞に籠っていることを見落としてはいけない。

 これと全く同じことが現代のイラン語にも起こっている。

 私生児のことを ハラーム ザーデ=harmam zadeというのである。

 ハラは腹(ハラ)の語源なのだ。

 またハラは原で高天(たかま)が原は首都だった。

 当然のことながらこの国名は、

 わが国では名乗りになって、

 今も由緒ある姓や地名として健在だ。

 原野(ハラノ)がそれであり、

 本学会員の原園(はらぞん)教授もまた、

 その伝承者のお一人である。

 なぜなら英語でよくご存じの

  horizonは、欧米人の発音を聴くと、

 ハラゾンと聞こえる。

 それは地平線や水平線を意味するが、

 そこはまさに月が現れては昇り、

 下っては姿を消す、

 「月の神の国」そのものである。

 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
 「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
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 「アッシリア学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
 「中国学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
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 「フェニキア」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
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 「アナトリア半島」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html                                     

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