『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:13頁
メソボタミヤはギリシャ語名だから、
残るタミヤの語尾のヤは、
ギリシャ、イオニヤ、シリヤやイタリヤといった
国々の名の語尾と同じもので、「ia」だと簡単に解る。
このiaは、国、地域、住民を意味しているから、
日本語の「足・家」の語源でもある。
古代ギリシャ語が日本語化した中でも、
最もよく普及したポピュラーな単語である。
このタミヤという語尾をみると、
宮もまた家屋だから、やはりこのギリシャ語の子孫だと解る。
この場合のミは、それが敬意の対象になっているから、
「御・ミ」で。
御屋を意味する後世の造語だとわかる。
皇室関係の尊称に使われているのは、
御+ia=御国で、各宮家の所領を指していたのである。
しかしいずれにしても我が国に
メソポタミヤを知る人たちとギリシャ語を話す人達が、
入ってきてから生まれた名詞であることは決定的である。
ミヤの前に使われているタは、
助詞の津だとみると「○○津宮」になるが、
タミ+iaとみると民の国で、中華民国の民国になる。
また田宮は比較的多い姓である。
2大河に挟まれた地域は沼地が多く、
田の原形がそこにあった。
だから田宮は水田農業の発祥の聖地の宮でもある。
すでにご存じの通り、
こうした名詞は自称ではなく、
他人が付けた呼び名であるが、
便利なので自称にも使われる。
タミヤも様々な意味を加えながら我が国まで来たのである。
『参考』
小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
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「フェニキア」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
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「アナトリア半島」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語― http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html
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