2009年10月4日日曜日

日本語の定義を変えた古代都市

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:6頁

 これまで主題だったスサノオの故地・スサは

 フジスタン地方にあって、

 アケメネス王朝の 

 永田町=中央政庁の所在地.

 真の首都といえる新市だったが、

 国王は冬は暖かいバビロンにある冬宮に居り、

 夏はエクバタナ(元メディア王国の首都)の夏宮に居るという状態で、

 王の宮殿がある所が首都だとすれば、

 五つの首都があったことになる。

 もう一つの首都は

 王朝の開祖・キュロス2世が建設し、

 代々の王たちが即位式をした都で、

 天皇家の京都にあたる儀式用都市・パサルダガエ(パルサ)。

 そこから45kmの位置に、

 さらに建設されたのがペルシャの国名のもとになった

 最大の都市・ペルセポリスで、

 ここは外国からの客を迎えるための外交、交易用に、

 いろいろな工夫が凝らされている。

 たとえば都市の玄関に当たるのは西から東へ昇る階段で、

 朝日に向かって登らされる仕掛けになっている。

 すでに我が国の「日の国思想」と無関係ではないことがわかる。

 昇りきると大広間があり、

 正面に石造牡牛座が2頭、左右対照に置かれている。

 神社の狛犬と同じ発想だ。

 壁面には古代ペルシャ、アッカド、エラム3語で、

 「余、クシャヤールシヤン王は

  アウラマツダ大神のご命令に従い、

  この万国殿を建造した」

 という碑文が彫ってある。

 またこの宮殿の基礎の石面には

 朝貢にやってきた国々の使節と献上物が延々と彫られている。

 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
 「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
 「古代オリエントの用語一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7
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 「ギリシア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「オリエント学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E5%AD%A6
 「アッシリア学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
 「中国学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
 「ギルガメシュ叙事詩」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9  http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
 「フェニキア」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
 「古代エジプト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
 「ヒッタイト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
 「アナトリア半島」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html

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