ブログのタイトル「大学院講義歴史(創世紀)」は、 日本は平成から西暦2019年に元号が令和に御代代わりしました。 また20世紀も20年前に終わりました。 21世紀は日本にとっても私にとっても「黄金の世紀」です。 「黄金の世紀」に向ってそれぞれが邁進しましょう。 第二次世界大戦(日本にとっては大東亜戦争)が終了して75年目を迎えました。 更に2018年は明治維新からは150年になります。 この間の19世紀20世紀の日本の諸外国との政治外交の歴史は 事により未だ不透明な霧に覆われたままであります。 現在、日・中・韓で歴史認識が問題になっていますが それぞれの当時国が真実の歴史は何であるかの認識にたって 真剣に物事を考え、発言しないと言うだけでは問題の解決にはならない。 令和2年4月吉日
2013年8月2日金曜日
角の崇拝(7)
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:100頁
第二章 角の崇拝(7)
しかし、
この地域の羊飼いたちは流動性を持った生活者であった。
トルコのヴァン湖周辺の黒曜石や現在の地名でも
「銅の町」意味するダイヤルバギル市の北にある
エルガニ・マデンから粗銅を
また、イラクのアルビルよりさらに南へ離れた
キルクークからアスファルト用の瀝青を手に入れている。
彼等は文化を伝播させる行動力を
十分備えていたと判断してもよいだろう。
シュメル語で売買する意味の用語は šam である。
発音が šum に近似している。
貨幣にによる交換はなく、
物々交換による交易であったに違いない時代、
羊飼い達は羊を追いながら遠出を行い、
物々交換が成立すると羊を屠殺して
手渡しを行ったのかもしれない。
屠殺者は売買人なのである。
羊飼い達は、
彼等の流動性を生かして
次第に商人としての性格を
確保していったと十分考えられる。
『参考』
まんどぅーかネット
《Key Word》
ヴァン湖
黒曜石
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