2013年8月18日日曜日

高床式神殿の祭神(三)創造主(3)


 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:144頁

 第二章 高床式神殿の祭神(三)創造主(3)

  シュメル時代に実在した王の名ドゥムジは

 アッカド語に tammuz と転訛し、

 神格化され賛美歌が寄せられているが、

 その中で「太古の母」である zikum とすでに紹介した

 「天空」が名指しされていると同時に

 「空を横断する偉大な母」と太陽を想起させる表現がある。

 シュメル語では母は「アマ ama 」といい、

 絵文字では「米□」と描かれ、

 天空 zikum 「絵文字」を神「絵文字」が移動していく図柄で、

 楔形文字では「絵文字」となり天空の中を神が動くことを示す

 「絵文字」が付け加えられている。

 明らかに母神が太陽である証明となっている。

  ここで、

 巻頭に紹介した日本の信濃風土記逸文に残る

 「箒木」を思い出していただきたい。

 あるとみえるが、近づくと見えないというのが主旨であった。

  目を直に向けると眩みして

  何も見えなくなる現象といったものと考えれば

  碗形土器の幕の内に何も描かれていない意図は

 太陽を表していると理解できる。

 因みに tammuz は聖木の呼称となっており「箒木」に対応される。


 ARPACHIYAH1976



 『参考』

 Tell Arpachiyah (Iraq).

 まんどぅーかネット

  シュメル語・日本語

 《Key Word》

 シュメル絵文字

 箒木
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