2013年8月4日日曜日

埋葬儀礼と牛頭(6)


 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:108頁

 第二章 埋葬儀礼と牛頭(6)

 建物内には祠堂だけでなく、生活のための部屋もあり、

 人々が住んでいたのも確かである。

 この区域が周宗教的特別区でないのであれば、

 人々の死霊に対する想念を表しているのではなかろうか。

 その信仰の想念を明らかにすることは難しいが、

 確かな事実は牛頭に対する信仰が盛んであったということである。

 チャタル・フユク遺跡のある地域は、トルコの地中海に岸に迫る

 タロス山脈の北側に位置する。

 その山脈中にあるハジラル遺跡から

 大量の牛骨が発見されたことを述べたが、

 タロスとはギリシャ語の牛を意味する ταυρς に依っており、

 多くの野牛が棲息していたことを伝える呼称である。

  チャタル・フユク遺跡の文化について、

 マックス・マロワンは、北メソポタミアからの影響があって

 成り立ったと述べていることを補足しておきたい。

 同遺跡の後期の時代は、

 土器新石器時代が始まったハッスーナ式土器、

 サマッラ式土器の時期に当たる。

 『参考』

 まんどぅーかネット

 シュメル語・日本語

 《Key Word》

 ハジラル遺跡

 ハッスーナ式土器

 サマッラ式土器

 マックス・マロワン

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