2013年8月21日水曜日

角と「メ」信仰(2)


 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:152頁

 第二章 角と「メ」信仰(2)

  角を表す si の絵文字※の形象がエリドゥ遺跡から

 発見された釘状の土器と関係あるだろうことを先に述べた。

 この丁字形の角を模したと思われる楔形文字が

 シュメル語 me の礎でもあろう。

 「メ me 」は「信託、天測、律法、摂理」を意味するが、

 重要事項は神話においてそれが原初的に

 エンキ神の持ち物であったことである。

 粘土で焼成された角状の si は

 エンキ神の象徴であったと解釈できる。

 さらに、

  me は「高み」を意味する mah と発音が近似しており、

 e-mah 寺院の「高み」から抽象化されたと考えられる。

 高床式神殿の概念が踏襲されているようなにみられるのである。

 ※シュメル絵文字

 ARPACHIYAH1976



 『参考』

 Tell Arpachiyah (Iraq).

 まんどぅーかネット

 シュメル絵文字

  シュメル語・日本語

 《Key Word》

 エリドゥ遺跡

 エンキ神

 高床式神殿
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