創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:170頁
第三章 スバル人とスバルトゥ(2)
一九七七年(昭和五二年)発行の講談社『世界の歴史1』は
「アッシュール市」について次のように述べる。
「アッシュール市の古い時代の支配者の中には、
明らかに北方山間の蛮人シュバリ人と思われるものがいた。
アッシュールの市壁を初めて築いたキキア、
同市の神殿を創建したウシユピア、
そしてアッシリア最古の支配者イティティらは
いずれもシュバリ人である。
アッカド人はシュメル人を圧迫したと同じように、
アッシリアにも支配者として現われた。
彼等は不撓不屈の努力で先住のシュバリ人を同化していった。
その結果、シュバリ人は新来のアッカド人の言語や文字を採用し、
その信仰をも取り入れることになり、
古来の性質をまったく失ってしまった。」
ARPACHIYAH 1976
『参考』
Tell Arpachiyah (Iraq).
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シュメル絵文字
シュメル語・日本語
《Key Word》
アッシュール市
アッカド人
シュメル人
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