2013年8月17日土曜日

高床式神殿の祭神(三)創造主(2)


 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:143頁

 第二章 高床式神殿の祭神(三)創造主(2)

 まず布幕に付けられている房は紐状で、

 幕の内が神聖な場所(聖所)ないし事柄を秘めていること

 及び二人の女性が侍していることから

 女性に係わる秘所であると思われる。

 ベイルは英語の呼称ではあるがヒントがある。

 シュメルの絵文字を捜っていくと、

 この図柄に酷似した文字「絵文字」があり、

 シュメル語で bar と読まれ、

 「聖所」の意味であり、 veil と近似している。

 絵文字には碗形土器の意匠では空白であった囲みの中に

 V のマークが書かれているが、

 これは土器の女性にも白抜きで逆三角形が取られているように

 女性の性器の象徴であり、幕の内に女性が坐すことを示している。

 シュメル語 bar を同じ英語に捜ってみると bear があり、

 その意味は「子供を産む」であるばかりでなく

 「支える、持つ」の字義があり、

 二人の女性が垂幕を支え持っている行為自体が

 「出産」を表意していると解釈できる。

 産み出す役目をするのは母の役割である。

 この幕の内には母神が坐すことが解ってくる。

 ARPACHIYAH1976



 『参考』

 Tell Arpachiyah (Iraq).

 まんどぅーかネット

  シュメル語・日本語

 《Key Word》
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