2013年8月13日火曜日

高床式神殿と「高み」(3)


 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:132頁

 第二章 高床式神殿と「高み」(3)

 サンスクリット語の縄・紐を表す gardura と同義語である。

 またカトリック教の聖紐は Zinglum と称される。

 以上の言語から理解すると、

 原初的には紐による縄張りが行なわれていたと推測される。

 高床式神殿を動物の害から守るため周囲に紐を回らしたのである。

 紐を張ることを Zingel といったのである。

 紐は動物の皮革であっただろうが、

 次第に垣根を作るようになり、

 壁を建てる工夫を思いついたと思われる。

 これがジンジャ sinjer である。

 このように理解すると、

 供儀所を備えた神殿の発祥地が

 北メソポタミアにあったと考えてよいであろう。

 なお、神殿に穀物を貯蔵する行動は

 ウバイド期からウルク期の遺跡シンジャール山脈にある

 グライ・レシュの至聖所内から大麦・小麦を大量に納めた

 甕が見つかっていることからも慣習であったと考えられる。

  Sinjerの祖語は、

 シュメル語に波及し、

 神・天を表す dingir へ転訛したと考える。

 また、

 シュメル語Sahar、Sakarは

 ドイツ語のSchrein、

 英語のShrineと同根語で、

 容器・箱を表すが、

 日本の神社も英独語に翻訳する際には

 この用語が当てられている。

 ARPACHIYAH1976



 『参考』

 Tell Arpachiyah (Iraq).

 まんどぅーかネット

  シュメル語・日本語

 《Key Word》
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