2013年8月15日木曜日

高床式神殿の祭神(一)豊饒神(5)


 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:137頁

 第二章 高床式神殿の祭神・(一)豊饒神(5)

  小熊座にある北極星は天空の中心点にあるものとして

 感得されていたと思われる。

 小熊座の名称は便宜上使うが、

 ギリシャ人が名付けたもので紀元前六千年期のカルト人には係わりがない。

 牡牛座などの星座名も全く同様である。

 サンスクリット語では

 十字紋、卍字紋を総称してスワスティカといい

 吉兆のシンボルであることはすでに記述した。

 この「スワ」はシュメル語にある šabal の同義語と考える。

 文法的解釈では「交差する中央」ではあるが、

 十字を表し、子供・子孫をも表す。

 紀元前二千五百年頃の史料に、

 アッカドのサルゴン王に征服された土地の中に

 北メソポタミアの種族として

 スバル人ないし、レスバルトゥが現れる。

 ARPACHIYAH1976



 『参考』

 Tell Arpachiyah (Iraq).

 まんどぅーかネット

  シュメル語・日本語

 《Key Word》

 アッカドのサルゴン王

 フルリ人

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