2013年8月4日日曜日

埋葬儀礼と牛頭(4)


 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:106頁

 第二章 埋葬儀礼と牛頭(4)

  チャタル・フユク遺跡の発掘は、

 動物の頭骨の掲示、動物のに似せ泥で作った像、

 壁に描いた動物像など多くの儀礼的遺物を明らかにした。

 同遺跡には十四層にわたる生活面が堆積しており、

 最下層は

 紀元前六千八百五十年から六千三百年頃までとされている。

 注目すべきは祠堂の多さで、

 各民家に必ず聖所が備えつけられているといってもよく、

 一九六一年から一九六三年までの間に

 ジェームス・メラートが発掘した住宅区街からは

 広さが大小の祠堂十六箇所が確認された。

 これらは神殿ではない。

 彼がいうとおり祠堂である。

 チャタル・フユク遺跡において

 壁に掲げられた動物の頭骨の特徴は、

 その多くが土製であることであるが、

 本物の頭骨や角を芯に使っているものもみられる。

 最も多い動物の頭像は雄牛、雄羊、雄鹿の頭像も作られた。

 これらの頭像は祠堂の中に一体だけではなく、

 三個、五個、七個と奇数に合わせて壁に掲げられるか、

 台座に置かれていた。

 『参考』

 まんどぅーかネット

 《Key Word》

 ジェームス・メラート
コメントを投稿