2013年8月21日水曜日

角と「メ」信仰(3)


 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:153頁

 第二章 角と「メ」信仰(3)

  si は角を意味するとともに「眼」としても使われた。

 シュメル語の「眼」を表す楔形文字は※で me の同類である。

 ※は igi と読まれるが、この用語は興味深い。

 目を意味する

 ドイツ語は Auge 、

 英語は eye であるが、

 それぞれ「自己」を表す一人称主語となり、

 Ich(ドイツ語)、I(英語)へと転換され、

 「自己の、わたしの」を表す所有格は

 my(英語)、mein(ドイツ語)、
 
 目的格「自己を、わたしを」は

 me(英語)、mich(ドイツ語)となり、

 目は自己を表す用語と直接的な関係を持っている。

 バローチ語では一人称単数の主語「わたし」は man で、

 一人称複数「我々」は mā で

 所有格が may となる。

 また、グルジア語の一人称単数の「わたし」は me で

 複数「我々」はスバルと関係するが tschven である。

 シュメル語の me も指示動詞「ある」の意味で使われているが、

 また me は「眼」であるとの解釈も成り立ってくる。

 日本語での「眼」の訓読は「メ」であり、

 また死語になっているが「マツ」と呼ばれた。

 睫は「マツゲ」つまり「眼の毛」で眼は「マツ」である。

 この me 及び mat は日本語だけに特異な用法ではない。

 サンスクリット語に mat 、

 ギリシャ語に mati とあるばかりでなく、

 中本正智が『日本語の系譜』で

 その調査を発表しているように

 ヨーロッパ、アジアに広がっている。

 ARPACHIYAH1976



 『参考』

 Tell Arpachiyah (Iraq).

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  シュメル語・日本語

 《Key Word》

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 日本語の系譜
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