2013年8月11日日曜日

高床式建物と神殿(1)


 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:123頁

 第二章 高床式建物と神殿(2)

  再三アルパチャ遺跡の碗形土器に戻ることになるが、

 容器の底円形の中に描かれた図柄は、

 日本人の想像力には瞬間的に反応できるものである。

 神社の高床式神殿を簡単に連想できるからだが、

 ヨーロッパの人々にはそうはいかないだろう。

 階段を備えつけた神殿は日本の神社の本殿そのものの構造をもつ。

  この高床式建物に表された想念は、

 これまでの牛頭信仰の基礎にあった埋葬儀礼を抜け出しており

 葬送と関係はなくなっていると思われる。

 「牛頭」を崇拝の対象とした信仰へと発揚していると思われる。

 ARPACHIYAH1976



『参考』

 Tell Arpachiyah (Iraq).

 まんどぅーかネット

  シュメル語・日本語

 《Key Word》

 アルパチャ遺跡の碗形土器

 神社の高床式神殿

 高床式建物

 牛頭信仰

 埋葬儀礼

 「牛頭」を崇拝の対象とした信仰

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