2013年8月8日木曜日

牛頭崇拝と角(2)


 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:118頁

 第二章 牛頭崇拝と角(2)

  ギリシャ語の角を表す言葉は kepatos あるいは kepos 、

 ラテン語では cornu 、

 ドイツ語で horn 、

 英語で horn あるいは geweih である。

 このうち cornu 系統は

 エーゲ海のクレタ島のミノス文化より始まった比較的新しい、

 といっても紀元前1450年から1375年頃とされる

 線文字Bに表われる用語である。

 それに対し「ケラトス keratos 」はかなり古くから

 北メソポタミアで生まれた用語であると判断できる。

 その理由を説明するのは

 帰納法的展開を要するのでややこしくなる。

 ハラフ期からのこの地方における角の呼称は、

 現代の表現でも実在する khard あるいは chald であったと考える。

 このカルトないしケルトの崇拝者たちは

 自称をカルトリ khardli ないしカルダエ chalda と称して、

 現在においても北イラクに居住しているほか、

 トルコでは東部アナトリア地方などに二千万人にのぼる人々がいる。

 この人々の文化が紀元前五千年期から三千年期にかけて

 盛大であったことをこれまであまり評価されてこなかった面があり、

 再評価すべきと考えている。

 また、歴史時代への過渡期に当たって彼等の文化は

 南・中央ヨーロッパの全域に影響を与えたと考えられる。

 ハルシュタット文化を興したのを初め、

 広域に分布したケルト Celt・Kelt 文化は

 その影響の波及したものであろう。

 ここでは多くは述べられないので後述することとしたい。

 ARPACHIYAH1976



 『参考』

 Tell Arpachiyah (Iraq).

 まんどぅーかネット

  シュメル語・日本語

 《Key Word》

 ギリシャ語

 ドイツ語

 英語

 エーゲ海

 クレタ島

 ミノス文化

 線文字B

 北メソポタミア

 帰納法的展開

 ハラフ期

 カルト=ケルト

 北イラク

 東部アナトリア地方

 ハルシュタット文化
コメントを投稿