創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:147頁
第二章 太陽神
アルパチヤ遺跡ではハラフ期の終末、
紀元前五千四百年頃にも彩色土器が盛んに作られたが、
その中には菊花紋を意匠した大皿などが出土している。
アッシリア時代になって菊花紋は太陽神で帝王の守護神
アッシュル Assur の象徴となる。
同紋様の起源がエジプトにあるとの解釈もこれまでにされてきたが、
アッシリア王が「角のついた王冠」をいただいていることを考えると、
やはり北メソポタミア土着文化の継承と判断した方がよさそうである。
ARPACHIYAH1976
『参考』
Tell Arpachiyah (Iraq).
まんどぅーかネット
シュメル語・日本語
《Key Word》
ARPACHIYAH
ハラフ期
彩色土器
菊花紋
アッシリア時代
北メソポタミア土着文化
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