ブログのタイトル「大学院講義歴史(創世紀)」は、 日本は平成から西暦2019年に元号が令和に御代代わりしました。 また20世紀も20年前に終わりました。 21世紀は日本にとっても私にとっても「黄金の世紀」です。 「黄金の世紀」に向ってそれぞれが邁進しましょう。 第二次世界大戦(日本にとっては大東亜戦争)が終了して75年目を迎えました。 更に2018年は明治維新からは150年になります。 この間の19世紀20世紀の日本の諸外国との政治外交の歴史は 事により未だ不透明な霧に覆われたままであります。 現在、日・中・韓で歴史認識が問題になっていますが それぞれの当時国が真実の歴史は何であるかの認識にたって 真剣に物事を考え、発言しないと言うだけでは問題の解決にはならない。 令和2年4月吉日
2013年7月29日月曜日
メソポタミアの開明期と彩文土器(6)
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:90頁
第二章 メソポタミアの開明期と彩文土器(6)
西アジアの土器は彩文土器が多いことに特徴があり、
メソポタミアではハッスーナ期から刻線文などの幾何学紋が
頻繁に使われた。
サマッラ文化以降には
動物や植物の意匠をほどこしたものが増大したほか、
物語を意匠として展開させた平皿などもみられるようになった。
サマッラ土器に卍字紋がたくさん用いられている点は見逃せない。
卍字紋とは、マルタ十字紋様、鉤十字紋を幾何学図形・動物意匠、
時には植物とみられる意匠で紋様化したもので、
宗教的表現と判断できるものもある。
古代ギリシャでいうブクラニオン、
牡牛の頭を正面からみた形も角を長く強調して描かれている。
動物の中ににはレイヨウが抽象化された形で多く描かれている。
『参考』
まんどぅーかネット
《Key Word》
彩文土器
メソポタミア
ハッスーナ期
サマッラ文化
卍字紋
マルタ十字紋
鉤十字紋
ブクラニオン
牡牛の頭
レイヨウ
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