2013年7月30日火曜日

メソポタミアの開明期と彩文土器(9)


 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:93頁

 第二章 メソポタミアの開明期と彩文土器(9)

  メソポタミア北方に生まれたサマッラ・ハラフ両文化の陶器に

 表された彩色紋様が南メソポタミアへ伝播し、

 影響したことは確実である。

 多様な紋様のうち幾何学意匠は

 紀元前五千年期初めのウバイド期初期から

 エリドゥ、ウルまたそん近郊のテル・ウェイリ遺跡などに表れ、

 紀元前三千年頃まで、専門家がいうウルクまで続いた。

 そしてこの間南部の陶器製作者は北部から影響され続けたのである。

 エリドゥ市の神殿跡から発見されたラッパ状の長い飲み口を付けた

 フィツシュ・ケトル(魚湯わかし器)と称される容器の同類が

 ニネヴェの北に位置するテペ・ガウラの遺跡からも

 発見されていることからも解る。

 テペ・ガウラのものの方が製作時期が早い。

 メロワンは、

 この比較をもって南部メソポタミアの陶器が

 北方から影響を受けたとことの証拠としている。

 『参考』

 まんどぅーかネット

 《Key Word》

 サマッラ・ハラフ両文化の陶器

 彩色紋様

 南メソポタミア

 紀元前五千年期

 ウバイド期初期

 エリドゥ、ウル

 テル・ウェイリ遺跡

 ウルク

 テペ・ガウラ遺跡
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