ブログのタイトル「大学院講義歴史(創世紀)」は、 日本は平成から西暦2019年に元号が令和に御代代わりしました。 また20世紀も20年前に終わりました。 21世紀は日本にとっても私にとっても「黄金の世紀」です。 「黄金の世紀」に向ってそれぞれが邁進しましょう。 第二次世界大戦(日本にとっては大東亜戦争)が終了して75年目を迎えました。 更に2018年は明治維新からは150年になります。 この間の19世紀20世紀の日本の諸外国との政治外交の歴史は 事により未だ不透明な霧に覆われたままであります。 現在、日・中・韓で歴史認識が問題になっていますが それぞれの当時国が真実の歴史は何であるかの認識にたって 真剣に物事を考え、発言しないと言うだけでは問題の解決にはならない。 令和2年4月吉日
2013年7月23日火曜日
ホーリー祭(3)
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:61頁
第一章 ホーリー祭 (3)
さて、ホーリーはカナアン神話と関連がありそうである。
カナアンとは、シリアの古代名で旧約聖書にいわれる地名である。
ラス・シャムラで発掘された粘土板の神話のなかで
冥界の神そして語られるホロン Holon と関係すると思うのである。
ラス・シャムラは、
古代名ウガリットで、
シュメール(シュメル)の時代から
フルリ人の影響を受けたとみらえれる。
特に彼等が支配者階層を占めたとみられる
ミタンニ時代には商業市として
経済を支えた地中海沿岸の港湾都市である。
ジョン・グレイ『オリエント神話』によると、
その粘土板には太陽の女神が大地から暗闇を取り去るように
懇願されることによる詩句から始まる。
次の詩句が出てくる。
大地の毒の力を
有害な噛みつく獣の口から
破壊的な大食漢の口から(暗闇を取り去って下さい)
『参考』
まんどぅーかネット
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