ブログのタイトル「大学院講義歴史(創世紀)」は、 日本は平成から西暦2019年に元号が令和に御代代わりしました。 また20世紀も20年前に終わりました。 21世紀は日本にとっても私にとっても「黄金の世紀」です。 「黄金の世紀」に向ってそれぞれが邁進しましょう。 第二次世界大戦(日本にとっては大東亜戦争)が終了して75年目を迎えました。 更に2018年は明治維新からは150年になります。 この間の19世紀20世紀の日本の諸外国との政治外交の歴史は 事により未だ不透明な霧に覆われたままであります。 現在、日・中・韓で歴史認識が問題になっていますが それぞれの当時国が真実の歴史は何であるかの認識にたって 真剣に物事を考え、発言しないと言うだけでは問題の解決にはならない。 令和2年4月吉日
2013年7月15日月曜日
ドゥルガー(1)
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:39頁
第一章 ドゥルガー (1)
天鈿女命が神懸りして神に舞踊を奉納する
巫女であることは明らかである。
しかし、
三叉の矛を持って牛を伏す荒々しい姿はまだみえてこない。
「踊子像のある石柱」にそのヒントはある。
踊り子の足下に「蹲る獅子」が彫られていることで、
この踊り子は獅子の上に立つ巫女と考えられるのである。
そのような姿を持った物語伝承がインドにはあるのだろうか。
全く驚きであるが、怖ろしい虎(獅子)を乗物として支配し、
戦う神として
「(獅子に乗り)三叉の矛で水牛あるいは牡牛を刺し殺す女神」
がいるのである。
その女神の神名がドゥルガー Drugā である。
《Key Word》
三叉の矛
マトゥラー博物館
本生図と踊子像のある石柱
ドゥルガー
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