ブログのタイトル「大学院講義歴史(創世紀)」は、 日本は平成から西暦2019年に元号が令和に御代代わりしました。 また20世紀も20年前に終わりました。 21世紀は日本にとっても私にとっても「黄金の世紀」です。 「黄金の世紀」に向ってそれぞれが邁進しましょう。 第二次世界大戦(日本にとっては大東亜戦争)が終了して75年目を迎えました。 更に2018年は明治維新からは150年になります。 この間の19世紀20世紀の日本の諸外国との政治外交の歴史は 事により未だ不透明な霧に覆われたままであります。 現在、日・中・韓で歴史認識が問題になっていますが それぞれの当時国が真実の歴史は何であるかの認識にたって 真剣に物事を考え、発言しないと言うだけでは問題の解決にはならない。 令和2年4月吉日
2013年7月18日木曜日
デーヴィー・マハートミヤ(4)
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:45頁
第一章 デーヴィー・マハートミヤ (4)
今や、ドゥルガーは山のように大きい象に化けたが、
デーヴィーの偃月刀のような瓜によって切られ、断片となった。
すると彼は、巨大な水牛となり、
その鼻息によって木々をちぎり、
これを石や山と一緒に女神めがけて投げつけた。
しかし、デーヴィーは三叉槍で彼を突き刺し、
その正常な姿
―千本の腕をもち、その―本―本に武器を携えている悪魔―
を取り戻すよう強制した。
女神はその千本の手で彼の腕をつかみ、引きずりおろした。
それから、彼女は―本の矢で彼の胸を貫いた。
彼は死んだ。
血がその口から流れ出た。
勝利のあと、デーヴィーは自分の名をドゥルガーとした。
こうしてデーヴィーとマヒシャとの戦いは収束したが、
水牛ないし牡牛を殺戮する場面が、
エローラ石窟第一四号窟に浮彫された情景なのである。
『参考』
まんどぅーかネット
《Key Word》
ドゥルガー
デーヴィー
マヒシャ
エローラ石窟第一四号窟
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