ブログのタイトル「大学院講義歴史(創世紀)」は、 日本は平成から西暦2019年に元号が令和に御代代わりしました。 また20世紀も20年前に終わりました。 21世紀は日本にとっても私にとっても「黄金の世紀」です。 「黄金の世紀」に向ってそれぞれが邁進しましょう。 第二次世界大戦(日本にとっては大東亜戦争)が終了して75年目を迎えました。 更に2018年は明治維新からは150年になります。 この間の19世紀20世紀の日本の諸外国との政治外交の歴史は 事により未だ不透明な霧に覆われたままであります。 現在、日・中・韓で歴史認識が問題になっていますが それぞれの当時国が真実の歴史は何であるかの認識にたって 真剣に物事を考え、発言しないと言うだけでは問題の解決にはならない。 令和2年4月吉日
2013年7月19日金曜日
デーヴィー・マハートミヤ(5)
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:46頁
第一章 デーヴィー・マハートミヤ (5)
デーヴィー・マハートミヤには、デーヴィーの英雄譚として
さらに別の物語を載せている。
一万一千年に及ぶ苦行の 功徳によって
シヴァ神からいかなる神の攻撃を受けないと保証を得ていた
スンバとニスンバという兄弟の悪魔との戦いの物語である。
さまざまな軍勢との戦い後、
デーヴィーはスンバとニスンバと一騎打ちで戦い、
双方を殺し勝利を収める。
このようにして、デーヴィーは神々を代表し悪魔と戦い、
勝利を得て戦いの女神として象徴化されたのである。
だが、戦いの相手となったドゥルガーは単に水牛の化物で
悪事を働いたからというだけなのだろうか。
そうではない。
ドゥルガーは、自然の脅威、旱魃を象徴しているのである。
ドゥルガー女神の神名が durga 、
つまり困難を冠したものであることを述べた。
この語には困難のほか、
近づき難きもの、近づき難き処、険阻な処の意味がある。
しかし、これでは抽象的すぎる。
そこで同字義でご語音の近い用語を
インド・ヨーロッパ語に捜ってみると、
英語に drought が出てくる。
dry に由来した旱魃を意味する用語である。
ドイツ語の同義語は dürre 、
ギリシャ語では δηλησνζ 破壊 δηλητηρ
破壊者と変化する。
『参考』
まんどぅーかネット
《Key Word》
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