2013年7月31日水曜日

角の崇拝(1)


 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:94頁

 第二章 角の崇拝(1)

  エリドゥ市のウバイド期の神殿建物の中から

 奇妙に曲がった釘状のものが発見された。

 先のラッパ状の飲み口のついた「魚湯わかし器」と同じ時期である。

 この遺物は頭の部分が先の方で曲げられ、先端が尖っている。

 粘土製で焼成されているが、塗装されたものと素焼きのものとがある。

 発掘時の調査では壁に打ちつけられた様子は全くないので、

 その目的があったことは否定されている。

 その多くが魚の骨などと共に神殿裏の土中に埋められていたので、

 やはり信仰に係わる役目を果たしたと専門家は推測している。

 彼等はこれを「角」と呼んでいるが、多分それが正しいと思われる。

 シュメル語は角のことをシ ši というが、

 基になっている絵文字によく似ている。

 この形象は羊の角を表すとみられる。

 『参考』

 まんどぅーかネット

 《Key Word》

 ウバイド期の神殿建物
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