ブログのタイトル「大学院講義歴史(創世紀)」は、 日本は平成から西暦2019年に元号が令和に御代代わりしました。 また20世紀も20年前に終わりました。 21世紀は日本にとっても私にとっても「黄金の世紀」です。 「黄金の世紀」に向ってそれぞれが邁進しましょう。 第二次世界大戦(日本にとっては大東亜戦争)が終了して75年目を迎えました。 更に2018年は明治維新からは150年になります。 この間の19世紀20世紀の日本の諸外国との政治外交の歴史は 事により未だ不透明な霧に覆われたままであります。 現在、日・中・韓で歴史認識が問題になっていますが それぞれの当時国が真実の歴史は何であるかの認識にたって 真剣に物事を考え、発言しないと言うだけでは問題の解決にはならない。 令和2年4月吉日
2013年7月31日水曜日
角の崇拝(1)
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:94頁
第二章 角の崇拝(1)
エリドゥ市のウバイド期の神殿建物の中から
奇妙に曲がった釘状のものが発見された。
先のラッパ状の飲み口のついた「魚湯わかし器」と同じ時期である。
この遺物は頭の部分が先の方で曲げられ、先端が尖っている。
粘土製で焼成されているが、塗装されたものと素焼きのものとがある。
発掘時の調査では壁に打ちつけられた様子は全くないので、
その目的があったことは否定されている。
その多くが魚の骨などと共に神殿裏の土中に埋められていたので、
やはり信仰に係わる役目を果たしたと専門家は推測している。
彼等はこれを「角」と呼んでいるが、多分それが正しいと思われる。
シュメル語は角のことをシ ši というが、
基になっている絵文字によく似ている。
この形象は羊の角を表すとみられる。
『参考』
まんどぅーかネット
《Key Word》
ウバイド期の神殿建物
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