ブログのタイトル「大学院講義歴史(創世紀)」は、 日本は平成から西暦2019年に元号が令和に御代代わりしました。 また20世紀も20年前に終わりました。 21世紀は日本にとっても私にとっても「黄金の世紀」です。 「黄金の世紀」に向ってそれぞれが邁進しましょう。 第二次世界大戦(日本にとっては大東亜戦争)が終了して75年目を迎えました。 更に2018年は明治維新からは150年になります。 この間の19世紀20世紀の日本の諸外国との政治外交の歴史は 事により未だ不透明な霧に覆われたままであります。 現在、日・中・韓で歴史認識が問題になっていますが それぞれの当時国が真実の歴史は何であるかの認識にたって 真剣に物事を考え、発言しないと言うだけでは問題の解決にはならない。 令和2年4月吉日
2013年7月25日木曜日
メソポタミアと牡牛
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:72頁
第二章 メソポタミアと牡牛
ドゥルガーというもう一つの尊称を得た
デーヴィー女神に関する要件でさらに疑問が生じる。
女神に刺し殺される悪魔は
なぜ水牛ないし牡牛の姿なのかなどの疑問である。
この疑問に対しても魔女ホーリーの原像の考察とも同様であるが、
インドの資料だけを分析しても
その本当のところは解ってこないだろうという見解を持つ。
他の文明地域の資料の中に
データ収集・分析するのが望ましいと判断する。
デーヴィー女神が虎を乗物としたこと、
三叉の矛で突き立てる相手が水牛ないし牡牛の姿であること、
伏せて圧え倒して足踏みにし、
その上に立つ行為などの根幹をなす主題に
モデルがあったのではないかという考察をしたいのである。
プロトタイプ化した伝承があり、それがインドにも移植され、
独自の環境の中で徐々にいろいろな装飾が付けられて
インドらしい物語に成り立ってきたのだろうという
仮題が提起されるのである。
『参考』
まんどぅーかネット
《Key Word》
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