ブログのタイトル「大学院講義歴史(創世紀)」は、 日本は平成から西暦2019年に元号が令和に御代代わりしました。 また20世紀も20年前に終わりました。 21世紀は日本にとっても私にとっても「黄金の世紀」です。 「黄金の世紀」に向ってそれぞれが邁進しましょう。 第二次世界大戦(日本にとっては大東亜戦争)が終了して75年目を迎えました。 更に2018年は明治維新からは150年になります。 この間の19世紀20世紀の日本の諸外国との政治外交の歴史は 事により未だ不透明な霧に覆われたままであります。 現在、日・中・韓で歴史認識が問題になっていますが それぞれの当時国が真実の歴史は何であるかの認識にたって 真剣に物事を考え、発言しないと言うだけでは問題の解決にはならない。 令和2年4月吉日
2013年7月27日土曜日
エリドゥ(3)
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:81頁
第二章 エリドゥ (3)
エリドゥの神殿はウル・ナンム(地名)で、
その遺構が発掘された。
ウバイド期から十八回の再建が行われ、
最古の神殿は建物遺物があるだけで
本当に神殿かどうか疑わしいが、
その上に建てられた第二の神殿は確かなものである。
薄い壁で造られた二・八メートル四方の小さな
礼拝祠堂という方が似つかわしい。
それも一部の壁が欠落したり、
内部の配置など建前が不完全で
実際あった様子がみられない。
第三の神殿になって、
第二の神殿より若干敷地面積が大きくなり、
建物の見取が判明してくる。
部屋の中に祭壇と供物台が一つずつ据えられ、
時代の経過と共に建物規模は拡大され、
祭壇の位置が奥の壁に着けられていることに変わりがないものの、
祭壇と供物台との間は広げられ、
この中央の広間で礼拝に係わる祭事が行われたことを推測させる。
『参考』
まんどぅーかネット
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