2013年7月28日日曜日

メソポタミアの開明期と彩文土器(1)


 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:85頁

 第二章 メソポタミアの開明期と彩文土器 (1)

  エリドゥに神殿を建てた人々とはどのような人々であったか。

 エリドゥ市の成立の過程から、

 人々がここに来てから神殿を建てる信仰心を獲得したと

 考えるのは難しい。

 やはり、移住してきた第一の先住民が、

 彼等の生活思想として持ち込んで来たと考えるのが妥当であろう。

 エリドゥ市が成立したウバイド期のうちに同市と

 共通した文化風土を持った遺跡文化を他の地に求めざるを得ない。

  メソポタミアの開明の舞台となったのは

 ペルシャ湾近くの両大河の河口地域ではない。

 両河の源であり、

 この平野を取り巻く山脈と平野との境界地帯であった。

 レバノン山脈、トルコのタウルス(トロス)山脈から

 アナトリアの山岳地帯、イラク北端のシンジャール、

 ハルルの両山脈、そしてイランのザクロス山脈へと山塊は連なる。

 これらの山々に育まれて人々は文明への胎動を始め、

 揺籃期を送ったのである。

 チグリス川の支流、大ザブ川のそのまた支流シャニダール川に

 近い新石器時代の集落で羊の家畜化を始めたのは

 紀元前九千年期の初期であった。

 『参考』

 まんどぅーかネット

 《Key Word》

 エリドゥ

 ウバイド期

 メソポタミアの開明

 ペルシャ湾

 レバノン山脈

 タウルス(トロス)山脈

 チグリス川

 シンジャール山脈

 ザクロス山脈

 大ザブ川

 シャニダール川

 新石器時代

 
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