2013年7月27日土曜日

エリドゥ(2)


 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:80頁

 第二章 エリドゥ (2)

  エリドゥの地は何もない処女地であり、

 ここに初めて王権を保持した人々がやってきて

 家々を建て集落を形成し都市を築いたというのである。

 先に述べたとおり、

 エリドゥは本来シュメル語ではない。

 「降臨の地」という解釈もできよう。

 「リドゥの神殿」とも解釈できる。

 「エ É 」がシュメル語で多用される家ないし神殿を、

 日本語でいうところの「イエ」で、

 リドゥ ridu をリタ rta と解釈できる。

 紀元前二千前紀に北メソポタミアで活躍し、

 専門家によってはスバル人の別名として扱われている

 フルリ人が信奉する神名の一つである。

 『参考』

 まんどぅーかネット

 《Key Word》

 フルリ人

 フルリ人

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