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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:433頁
第八章 インド文化と祝祭
「インドの祝祭」(1)
インドにおける祝祭の儀式を行う仕組みをみてみたい。
サンスクリットにおける「崇拝、祭式」は yajña である。
動詞 yaj(yajiati) 「崇拝する」ことを発願することから始まる。
祭式の発願者は yajamana でいわゆる施主である。
祭式のための費用はなりものだったので
王族や商人など富裕な者でなければ
なかなか正式な祭式を行うことはできなかった。
発願者によって興された祭式を yajus ともいい、
祭式を依頼された祭官が havala である yajūdara であった。
祭式とは犠牲祭であるから供犠される動物が発願者(施主)によって
用意されなかればならない。
牛、馬、羊、山羊などが犠牲にされた。
その犠牲の動物を yajña-pasu (犠牲の家畜) といい、
祭式の場所は yajña-bhumi ないし sūña である。
祭式により犠牲を挙げられる神を yajña-bhāga といった。
ARPACHIYAH 1976:高床式神殿、牛頭、空白の布幕、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
《Key Word》
サンスクリット
『参考』
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
アルパチア遺跡出土の碗形土器
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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