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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:440頁
第八章 インド文化と祝祭
「聖典とウバニシャット」(4)
(5)ヴェダンガ Vedānga
「枝分」は、
ヴェーダ末期に出現したヴェーダの補助的文献で、
祭式の保存、理解、実行に必要な各種の学術、
すなわち音韻、文法、語源、韻律、祭儀、天文を含む。
このうちの宗教上最も重要な祭儀規則の網要書が
カルパスートラ Kalpasūtra で四つに大別される。
(a)シェラウタスートラ Śrautasūtra
三個の祭火を用いる大規模な祭儀に関するもの
(b)グリフヤスートラ Grhyasūtra
一個の祭火を用いる日常的な祭儀に関するもの
©ダルマヴァスートラ Dharmasūtra
四種姓(階級身分)の権利、義務、生活法を規定して
宗教的社会規制を説明したもの
(d)シュルヴァスートラ Śulvasūtra
祭場、祭壇、祭火の設置に関する規定を説明したもの、
幾何学的な測定法にも触れており、
インドにおける幾何学の発達に貢献した。
(6)聖伝文学
紀元前の時期に製作されたものには、
この他に二大叙事詩、
マハーバーラタ Mahābhārata とラーマーヤナ Rāmāyana 及び
マヌの法典 Mānava Dhrma Śāstra があり、
聖伝文学と呼ばれ、聖賢たちが叙述したものと考えられる。
ARPACHIYAH 1976:高床式神殿、牛頭、空白の布幕、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
アルパチア遺跡出土の碗形土器
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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