『Yahoo!天気・災害』
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:432頁
第八章 インド文化と祝祭
「アヴァンティの種族」(5)
(3)ターランジャンカ族 Talajangha :
「ターラ樹 tāla のような脚を持つ」者の意で、
長脚者との名称、
日本の『古事記』神武東征に登場する長髄彦や
「アシナヅチ」を想起させる。
(4)ボージャ族 Bhoja :
すでに第一章で登場させた。
食料の意味であるが、特に「神饌」として固有化している。
ボージャの部族名はシュラセーナ国にも Mahabhoja 族がおり、
mahā は大きいの意味ながら、
部族が本拠地から移転した先に対して冠される用法であるので、
彼等もアヴァンティより移ったものとみられる。
先に述べたようにハイハヤの系譜にはシュラセーナ名の
子孫がいるからである。
また当時アラビア海のカンベイ湾岸にボージャがあった。
今は Nagr Haveli と祝名がそこに付けられている。
(5)ヴィティホトラ族 Vitihotra :
祝祭において、実務を行う祭官(祝)のうち、
「神々を祭式に勧請する祭官」の意味である。
ホトラ hotra は祭官ないし祭祀で、またその行為及び供物をいう。
このようにハイハヤ族の部族名は
極めて宗教色の濃い名称が揃っており、
彼等が祝祭に深く携わっていたことを示す。
《Key Word》
ターラ樹
ハイハヤ
カンベイ湾岸
ARPACHIYAH 1976:高床式神殿、牛頭、空白の布幕、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
アルパチア遺跡出土の碗形土器
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
0 件のコメント:
コメントを投稿