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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:350頁
「休蜜」は krmi で「昆虫、虫」の意味で、
ここでは「かいこ」つまり蚕のことである。
「雙靡」は蚕の蛹(さなぎ)ことでサビであり、
「肦頭」は patta で絹を意味する。
貴霜についてもその語幹が kaşa でサンスクリット語の「草」であるが、
書き残されたなかにはギリシャ語の korsano 、
あるいはカニシカ王の貨幣に刻まれた košano の場合もあるので
繭を表す koša を祖語とした部族名であった可能性もある。
「後漢書西域伝」は高所の代りに都蜜を五部族のうちに記している。
この語は dāma で「紐、縄、綵、帯」であるが、
その意味するところは tanu 「紐、細線、糸」で繊維をいうものであろう。
tan-tu-vana は繊維を表す。
以上のように大月氏の部族名は絹産業を基礎にした
技術集団と考えられるのである。
このころから西方のローマを初めとする地中海地方では
セレスという絹を表す貴重な織物と糸が普及し始めるのである。
ARPACHIYAH 1976:高床式神殿
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
『参考』
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
アルパチア遺跡出土の碗形土器
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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