2013年12月7日土曜日

月氏とシルクロード(1)大月氏国の成立-5  


 『Yahoo!天気・災害』

 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:350頁

 「休蜜」は krmi で「昆虫、虫」の意味で、

 ここでは「かいこ」つまり蚕のことである。

 「雙靡」は蚕の蛹(さなぎ)ことでサビであり、

 「肦頭」は patta で絹を意味する。

 貴霜についてもその語幹が kaşa でサンスクリット語の「草」であるが、

 書き残されたなかにはギリシャ語の korsano 、

 あるいはカニシカ王の貨幣に刻まれた košano の場合もあるので

 繭を表す koša を祖語とした部族名であった可能性もある。

 「後漢書西域伝」は高所の代りに都蜜を五部族のうちに記している。

 この語は dāma で「紐、縄、綵、帯」であるが、

 その意味するところは tanu 「紐、細線、糸」で繊維をいうものであろう。

 tan-tu-vana は繊維を表す。

 以上のように大月氏の部族名は絹産業を基礎にした

 技術集団と考えられるのである。

 このころから西方のローマを初めとする地中海地方では

 セレスという絹を表す貴重な織物と糸が普及し始めるのである。

 ARPACHIYAH 1976:高床式神殿
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
 


 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 『参考』

 Tell Arpachiyah (Iraq)    
 
 ハラフ期の土器について

 アルパチア遺跡出土の碗形土器

 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur

 ARPACHIYAH 1976

 高床式神殿

 牛頭を象った神社建築の棟飾部

 神社のルーツ

 鳥居のルーツ 

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