2013年12月12日木曜日

メルッハとマルワ(3) 


 『Yahoo!天気・災害』

 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:402頁

 第七章 メルッハとオフル

 「メルッハとマルワ」(3) 

  以上のようにその産物の搬出地として

 インド地域の妥当性が高いことが明らかである。

 メルッハの遺称をマルワ Malwa と考える。

 なぜならば、

 「マルワ」Malwaの祖語を

 シュメル語の ma-lu-ha「土地・人・魚」とみるからで、

 これはメルッハ kur-me-luh-ha 「国・ある・人々・魚」と

 同義であるからである。

 現在のマルワは

 西部インドのヴィンダヤ山脈の北方に広がる地域で、

 カンベイ湾を通ってアラビア海に抜ける。

 その名称は紀元前4世紀にアレキサンダー大王が遠征してきた際、

 勇敢に戦いをいどんだギリシャ語では Malloi族、

 サンスクリット語で Malava族と呼ばれた人々の故郷である。

 その中心的地域は紀元前8、7世紀頃16王国といわれた国の一つ

 アヴァンティ Avanti であった。

 ウジャインがその首都名である。

 《Key Word》

 マルワ Malwa

 ヴィンダヤ山脈

 カンベイ湾

 アラビア海

 アレキサンダー大王

 Malloi族

 Malava族

 アヴァンティ Avanti

 ウジャイン

 ARPACHIYAH 1976:高床式神殿
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 

  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 『参考』
 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 
 ハラフ期の土器について

 アルパチア遺跡出土の碗形土器

 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur

 ARPACHIYAH 1976

 高床式神殿

 牛頭を象った神社建築の棟飾部

 神社のルーツ

 鳥居のルーツ

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