『Yahoo!天気・災害』
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:402頁
第七章 メルッハとオフル
「メルッハとマルワ」(3)
以上のようにその産物の搬出地として
インド地域の妥当性が高いことが明らかである。
メルッハの遺称をマルワ Malwa と考える。
なぜならば、
「マルワ」Malwaの祖語を
シュメル語の ma-lu-ha「土地・人・魚」とみるからで、
これはメルッハ kur-me-luh-ha 「国・ある・人々・魚」と
同義であるからである。
現在のマルワは
西部インドのヴィンダヤ山脈の北方に広がる地域で、
カンベイ湾を通ってアラビア海に抜ける。
その名称は紀元前4世紀にアレキサンダー大王が遠征してきた際、
勇敢に戦いをいどんだギリシャ語では Malloi族、
サンスクリット語で Malava族と呼ばれた人々の故郷である。
その中心的地域は紀元前8、7世紀頃16王国といわれた国の一つ
アヴァンティ Avanti であった。
ウジャインがその首都名である。
《Key Word》
マルワ Malwa
ヴィンダヤ山脈
カンベイ湾
アラビア海
アレキサンダー大王
Malloi族
Malava族
アヴァンティ Avanti
ウジャイン
ARPACHIYAH 1976:高床式神殿
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
『参考』
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
アルパチア遺跡出土の碗形土器
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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