2013年12月25日水曜日

アヴァンティの種族(4)


 『Yahoo!天気・災害』

 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:431頁

 第八章 インド文化と祝祭 

 「アヴァンティの種族」(4)

  ハイハヤ族の五部族について追求してみたい。

 (1)アヴァンティ族 Avanti :

  その意味は avāñc に係わる「下方の、より低き、南の」

 からメソポタミアのオアネス Oanes と関係した名称である。

 また avana が「恩恵、保護」の意味であるので宗教的な

 「恩恵の地」であるのかもすれない。

 シュメルの「王名表」の大洪水後の

 王国名としてアゥアン(アワン) Auan があり、三人の王が居たと記すが、

 オアネス同様関係があるかもしれない。

 アゥアン王国はどこにあったか定かでないが、

 スーサの近くであったらしい。

 そのスーサで発見された碑文に紀元前2200年頃

 アゥアンの王プズル・インシュナクがスーサを支配権下に置いた後、

 大規模な征服戦に乗り出したと記している。

 王名表にあることから

 一時シュメルを支配したと考えられている王国名である。

 (2)クンディケラ族 Kandikera :

  Kandikera が「瓶、壺、水瓶」を、

  kundi が「宗教的用途を目的とした壺」であるので、

 儀式用の酒、水などを入れる瓶を部族名としたものとみられる。

 《Key Word》

 オアネス

 スーサ

 スーサ

 ARPACHIYAH 1976:高床式神殿、牛頭、空白の布幕、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
 
  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 『参考』
 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 
 ハラフ期の土器について

 アルパチア遺跡出土の碗形土器

 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur

 ARPACHIYAH 1976

 高床式神殿

 牛頭を象った神社建築の棟飾部

 神社のルーツ

 鳥居のルーツ 

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