『Yahoo!天気・災害』
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:431頁
第八章 インド文化と祝祭
「アヴァンティの種族」(4)
ハイハヤ族の五部族について追求してみたい。
(1)アヴァンティ族 Avanti :
その意味は avāñc に係わる「下方の、より低き、南の」
からメソポタミアのオアネス Oanes と関係した名称である。
また avana が「恩恵、保護」の意味であるので宗教的な
「恩恵の地」であるのかもすれない。
シュメルの「王名表」の大洪水後の
王国名としてアゥアン(アワン) Auan があり、三人の王が居たと記すが、
オアネス同様関係があるかもしれない。
アゥアン王国はどこにあったか定かでないが、
スーサの近くであったらしい。
そのスーサで発見された碑文に紀元前2200年頃
アゥアンの王プズル・インシュナクがスーサを支配権下に置いた後、
大規模な征服戦に乗り出したと記している。
王名表にあることから
一時シュメルを支配したと考えられている王国名である。
(2)クンディケラ族 Kandikera :
Kandikera が「瓶、壺、水瓶」を、
kundi が「宗教的用途を目的とした壺」であるので、
儀式用の酒、水などを入れる瓶を部族名としたものとみられる。
《Key Word》
オアネス
スーサ
スーサ
ARPACHIYAH 1976:高床式神殿、牛頭、空白の布幕、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
アルパチア遺跡出土の碗形土器
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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