『Yahoo!天気・災害』
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:421頁
第八章 インド文化と祝祭
「アーリア人の侵入」(5)
次に大麦についてであるが、
その主な生産地は西アジア、
特にイラン西部の高原地帯は古来生産が盛んであった。
ザクロス山脈の南方エラムに国の首都スーサはシュメル語で
「大麦の種」 Su-se に依るものであり、
ペルシャ名はスバル人(グルジア語)によると
スパルシー sparusi で「種を播く人々」の意味である。
ペルシャ人の祖地はスーサの南ペルシャ湾岸地方である。
以上の状況を考慮すると、
アーリア人の祖地はやはりイラン西部を考えられ、
そのうちカーシャーン地方、エスハファン市からカーシャーン市の周辺を
有力地として考える。
ゲルマン人の祖地を追及した
Ardestan と Ārān はその最も重要とする地名資料である。
アルデスタンの Arede- は祭壇の alter と同根である。
アラーンとはシュメル語に依存する用語で
「神を賛美する」意味の ār-e-en ないし ār-en を祖語とするものである。
arede- が祭壇であるのに対する。
Ār は「誉める」 e は助詞「~を」 en は「神」である。
《Key Word》
ザクロス山脈
エラム
エラム
スーサ
スバル人
グルジア語
南ペルシャ湾岸地方
カーシャーン
エスハファン市
ゲルマン人
ARPACHIYAH 1976:高床式神殿
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
『参考』
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
アルパチア遺跡出土の碗形土器
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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