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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:425頁
第八章 インド文化と祝祭
「アーリア人の侵入」(9)
仏教の祖ゴータマ・ブッタ、
ブッタの出身種族シャカ族は日種であるが、
そのŠaka はシュメル語の suku あるいは sug (神域・聖所)から
由来した名称であろう。
ARPACHIYAH 1976:高床式神殿、牛頭、空白の布幕、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
「空間」が影響しているようにみえる。
そのゴータマ Go-tam は「大きな牛」の意味であるが、
シュメル語の牡牛 gu を移入したものである。
デーヴィ女神がドゥルガーを制圧したが、
その別称 Mahi-šura の šura もシュメル語の牡牛を意味する用語で
「大きな牡牛」を意味する。
祝祭に係わる用語 śum 、śumtr についても
何回となく引用してきたもので、
インドの祝祭もメソポタミアの祝祭と全く関係なく
成立したものでないことを知らなければならない。
シャカ族の渡来について、アーリア人の移動とは別に、
アラビア海の向うメソポタミアから船で
インド亜大陸へ到着した者たちとの伝承もあり、
よりメソポタミアとの結び付きが強いことを考えさせる。
《Key Word》
アルパチア遺跡
アルパチア遺跡
ゴータマ・ブッタ
シャカ族
デーヴィ女神
ドゥルガー
ARPACHIYAH 1976:高床式神殿、牛頭、空白の布幕、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
アルパチア遺跡出土の碗形土器
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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