2013年12月21日土曜日

アーリア人の侵入(9)


 『Yahoo!天気・災害』

 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:425頁

 第八章 インド文化と祝祭 

 「アーリア人の侵入」(9)

  仏教の祖ゴータマ・ブッタ、

 ブッタの出身種族シャカ族は日種であるが、

 そのŠaka はシュメル語の suku あるいは sug (神域・聖所)から

 由来した名称であろう。

  ARPACHIYAH 1976:高床式神殿、牛頭、空白の布幕、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)


 釈尊の思想には上の布幕の空白が示す

 「空間」が影響しているようにみえる。

 そのゴータマ Go-tam は「大きな牛」の意味であるが、

 シュメル語の牡牛 gu を移入したものである。

 デーヴィ女神がドゥルガーを制圧したが、

 その別称 Mahi-šura の šura もシュメル語の牡牛を意味する用語で

 「大きな牡牛」を意味する。

  祝祭に係わる用語 śum 、śumtr についても

 何回となく引用してきたもので、

 インドの祝祭もメソポタミアの祝祭と全く関係なく

 成立したものでないことを知らなければならない。

  シャカ族の渡来について、アーリア人の移動とは別に、

 アラビア海の向うメソポタミアから船で

 インド亜大陸へ到着した者たちとの伝承もあり、

 よりメソポタミアとの結び付きが強いことを考えさせる。

 《Key Word》

 アルパチア遺跡
 アルパチア遺跡

 ゴータマ・ブッタ

 シャカ族

 デーヴィ女神

 ドゥルガー

 ARPACHIYAH 1976:高床式神殿、牛頭、空白の布幕、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
 
  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 『参考』
 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 
 ハラフ期の土器について

 アルパチア遺跡出土の碗形土器

 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur

 ARPACHIYAH 1976

 高床式神殿

 牛頭を象った神社建築の棟飾部

 神社のルーツ

 鳥居のルーツ

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