『Yahoo!天気・災害』
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:227頁
第三章 カルト(スバル)人の地中海進出(8)イベリア半島-9
彼等の総称がけると・イベリ人であったと考えるのである。
紀元前九世紀以降ケルト人を初め
多くのインド・ヨーロッパ語の諸族が渡来したことは確かであるが、
「背が高くて肌は白く碧眼紅毛」のケルト人の遺跡は
半島の西北部に集中しており、
スペイン全土に分布しているというわけではない。
それに比べてイベリア半島の青銅器文化は
その原料鉱の産地の故に強盛であった。
鐘形土器はその時代の象徴であったが、
その分布はハンガリーやザクセンあたりまでももたらされていた。
銅、特に錫をその手に治めた人々はそれだけ強盛であったのである。
ガリシア地方にサンチャゴ・デ・コンポステラsantiago de Compostela
という都市がある。
サンチャゴは「十字を切る」ことで「十字」に係わり、
コンポステラは「組成、組合せ」であり、
町の名称は「組合せの十字」の意味になる。
これはガリシアと隣接する地方 Coruna(角) があること、
聖ヤコブの墓であるとの伝承を持つ教会のシンボルを考慮すると
「角を組合せた十字」でることが解ってくる。
ARPACHIYAH 1976:高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
『参考』
Tell Arpachiyah (Ir aq).
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《Key Word》
青銅器文化
鐘形土器
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