2013年9月8日日曜日

カルト(スバル)人の地中海進出(3)カナン神話-1


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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:193頁

 第三章 カルト(スバル)人の地中海進出(3)カナン神話-1

  現在使われているアルファベッドの「A」の原義は「牡牛の頭」である。

 紀元前千六百年前のカナンで発明された原カナン絵文字から始まる。

 この絵文字を基礎として、表意文字「フェニキア文字」に発展し、

 ギリシャ文字、ラテン文字となり、現在の「A」となってきた。

 絵文字「牡牛の頭」は alp と読まれ、

 アルファベッドの語幹であることはすでに紹介した。

 これはカナン人たちの

 「牡牛の頭」に対する想念を記録する史料である。

  カナン神話における祖神は「神」を意味する

 エル el で「創造物の創造主」として知られるが、

 「牡牛」によって象徴される。

 エル神の神族中の立場はシュメル神話のエン En 神に類似している。

 しかし、ジョン・グレイは

 「カナン人がメソポタミア人の複雑な構造をもった万神殿で

  宇宙論について何も知らなかったことは明らかである。」と述べるので、

 シュメルのエン神を直接に移入したものとはいえないようにみえる。

 だが、ウガリットに近いユーフラテス川岸にある原新石器時代の

 ムレイビト遺跡から

 「牛頭崇拝」の痕跡がみつかっていることからすると、

 古来「牛頭」を表意する祖語が

 北メソポタミア方面、地中海東岸地帯にわたって

 共通していた可能性はあろう。

 ムレイビト遺跡とチグリス川沿いのケルメズ・テレ遺跡とは

 同時代的遺跡で、

 双方とも同様な「牛頭掲示」の慣習が残されていたことは紹介済みである。

      ARPACHIYAH 1976


















                牛頭象った神社の棟飾部



          高床式神殿                        

       
 『参考』
 
 Tell Arpachiyah (Iraq).

 まんどぅーかネット

 シュメル絵文字 

  シュメル語・日本語

 《Key Word》

 カナン神話

 原カナン絵文字

 フェニキア文字

 ギリシャ文字

 ラテン文字

 牡牛の頭

 エル神

 メソポタミア神話(シュメール神話+バビロニア神話)と龍伝説

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