『Yahoo!天気・災害』
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:225頁
第三章 カルト(スバル)人の地中海進出(8)イベリア半島-7
イベリア半島の「牡牛崇拝者」達は遠い祖先の縁故関係にある
カルトイベリア人出身のキリスト教聖者が
ゲオルゲ George を信奉することにより
祖先伝来の「牡牛崇拝」をキリスト教へと宗旨替えしたのである。
だが、その伝統のすべてを捨てたわけではなかった。
闘牛はナバラ地方から興ったとされるが、
ハビエルは祭司、つまりハフリ(祝)で、牛の屠殺者の町だったのである。
メソポタミアの殺牛技術法の検討のために、
闘牛の最終場面、闘牛士が牡牛に止めを刺す技法を紹介したが、
このショウは牡牛屠殺の祝祭であることを前提とし、
その祭儀がメソポタミアから取り入れられたと考えていたからである。
スペインにおいては闘牛だけでなく、
掛け声「オーレ」ガが激励のため叫ばれる。
この掛け声はシュメル語の
ār 「神を賛美する、誉める」が olè に転訛したもので、
本来祝祭におけるものである。
ARPACHIYAH 1976:高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
『参考』
Tell Arpachiyah (Ir aq).
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シュメル絵文字
シュメル語・日本語
《Key Word》
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