創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:182頁
第三章 カルト(スバル)人の地中海進出(2)フィリステル-1
『旧約聖書』ゼパニヤ書第二章もケレテが登場する。
ともあれ、ガザは捨てられ、
アシュケロンは荒れはて、
アンドドは真昼に追い払われ、
エクロンは抜き去られる。
わざわいなるかな、
海べに住む者、ケレテの国民。
ペリンテだとの地、カナンよ、
主の言葉があなたがたに臨む。
前後の地名から判断すると、
聖書においてペリンテといわれるギリシャ名フィリステルは
現在のパレスティナであるが、
この海岸地帯に住む人々を「ケレテの国民」といっている。
カナンは「ペリシテびとの土地」であり、
「ペリシテびと」は「ケレテの国民」であるとの内容になる。
ARPACHIYAH 1976
『参考』
Tell Arpachiyah (Iraq).
まんどぅーかネット
シュメル絵文字
シュメル語・日本語
《Key Word》
中東の民族の一覧
『旧約聖書』ゼパニヤ書第二章
カナン
ケレテの国民
ダビデ
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