『Yahoo!天気・災害』
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:198頁
第三章 カルト(スバル)人の地中海進出(4)クレタ島-2
同遺跡の地にはそれよりさらに四千年も前からの人の居住址が
地中に埋もれている。
クノッソスの新石器時代の居住建物の址から
銅の斧が一丁みつかっていることから、
金属器を使う人々が古くに住んでいたことが知られる。
ピーター・レーヴィが
「クレタ人はもともとレヴァント地方のどこかから、
たぶんエジプトの混乱を逃れて、
あるいはもっと東方からやってきた」と推測するように
島外からその文化が持ち込まれて来たと判断するのが妥当であろう。
これまで、この古層の居住者について
アナトリアのチャタル・フユクの遺跡と
結びつけたりした推測がされてきたが、未だ不確定である。
クレタ島の遺跡文化を「ミノア文明」というのは
ギリシャ神話に語られる伝説的王ミノスに因んで
「ミノア」と近代の発掘者により呼称されたもので、
紀元前二千年頃、彼等自身何と称していたのか不明である。
ARPACHIYAH 1976:高床式建物・神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
『参考』
Tell Arpachiyah (Iraq).
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《Key Word》
ピーター・レーヴィ
チャタル・フユク
ミノア文明
ミノス
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