2013年9月14日土曜日

カルト(スバル)人の地中海進出(6)ラチウム(ローマ)-2


 『Yahoo!天気・災害』

 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:208頁

 第三章 カルト(スバル)人の地中海進出(6)ラチウム(ローマ)-2

  クレタ島の北岸に現在 Rethymnon という町がある。

 古代に Ρέθυμνο と呼ばれた町で、

 その名は Layium と酷似しており、

 こちらもギリシャ語の語彙に含まれていない用語で、

 二つの用語は同語と考えられる。

 クレタ島とラチウムが深い関係にあると述べたのはこの一件に始まる。

  Lati の語義を探ると、マルタ語にその手がかりがある。

 その用語は lazz で「綱、紐、ロープ」を意味する。

 クレタ島のラチウムナの近くに lappa という古代の町があるが、

 この地名はギリシャ語の「棒、棹、鞭」など

 「打つもの」を意味する ραπις と対応する。

 また、アテネの郊外で革なめしが行われていた場所を leproi といったが、

 lepis,lepyron は外皮のことであるので、

 この地名「革」に係わる用語で luper の同類後である。

 Lappa はラチウムの人々にとっての元祖に係わる祭儀

 ルペルカーリア祭 Lupercalia の Luper と係わる。

  同祭は Lupercal と呼ばれる洞窟に集まって行われる祭儀である。

 エイナル・イェシュタードの報告でその祭儀の概略を紹介する。

 ARPACHIYAH 1976:高床式神殿

 牛頭を象った神社建築の棟飾部



 『参考』

 Tell Arpachiyah (Ir aq).

 まんどぅーかネット

 シュメル絵文字 

  シュメル語・日本語

 《Key Word》

 Rethymnon

 ルペルカーリア祭

 エイナル・イェシュタード

0 件のコメント: