『Yahoo!天気・災害』
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:234頁
第四章 フルリ人とミタンニ国-3
紀元前二千年前を越え、青銅器文化が隆盛になると
フルリ人特有の文化が醸成された北メソポタミア一帯に
その活動の場が広がった。
それ以前においてもその足跡は認められ、
ウル第三王朝時代、
北メソポタミアの現在のシリアの東北地方の
ウルキシュやナワルの都市をフルリ人が支配していたほか、
彼等の本拠とみられる
チグリス川東部の王名ならびにフルリ名が顕著であった。
紀元前二千年期にはザグロス山脈方面にも及んだ。
すでにみたように牛頭崇拝の広がりをみせた地域で、
遠くはカスピ海南方へテヘランに近いトゥクリシュから
シャッラ、シムッルムのメソポタミア平野に近い町まで広がる。
ARPACHIYAH 1976:高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
『参考』
Tell Arpachiyah (Ir aq).
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《Key Word》
紀元前二千年期
ザグロス山脈
カスピ海
テヘラン
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